エリザベス・スカイラーとは?

ミュージカル『ハミルトン(Hamilton)』より“Alexander Hamilton”の英語歌詞を見てみると、3人の女性がハミルトンのことを愛していたということが分かります。

今回は、3人のうちのエリザベス・スカイラー(Elizabeth Schuyler)についてご紹介します。

『ハミルトン』ではアレクサンダー・ハミルトンに関係する女性が3人います。それがアンジェリカ・スカイラー(Angelica Schuyler)、エリザベス・スカイラー(Elizabeth Schuyler)、そしてマリア・レイノルズ(Maria Reynolds)です。

『ハミルトン』冒頭の曲“Alexander Hamilton”では、アレクサンダー・ハミルトンがどんな人物だったが分かりやすく説明されていますが、登場人物とハミルトンがどんな関係であったかも同時に歌われています。

これら3人の女性が歌うパートはここです。

 

Me? I loved him
―ミュージカル“Hamilton”より“Alexander Hamilton”

 

見てその通り、「私?私は彼を愛していたわ」という意味ですね。

3人の女性から愛されたらしい、ハミルトン…それぞれとの関係は、一体どういうものだったのでしょうか?今回は3人のうち、エリザベス・スカイラー(Elizabeth Schuyler)について調べました。

『ハミルトン』に出てくる他の登場人物について知りたい方は、是非次のリンクからご確認下さいね。

 

フィリップ・スカイラーの娘

『ハミルトン』のミュージカルに“The Schuyler Sisters”という曲がありますが、スカイラー一家というのはただの一般家族ではありません。まず、エリザベス・スカイラーの父親がどういう人なのか知るところから始めましょう。

父親については、こちらの記事に記載していますので、こちらのリンクからご確認下さい。

 

 

アンジェリカ・スカイラーの妹

さて、“The Schuyler Sisters”にも登場し、“Alexander Hamilton”ではアンジェリカと同じく“Me? I loved him”と歌っているのがアンジェリカ・スカイラー(Angelica Schuyler)です。

フィリップ・スカイラーの長女で、エリザベスの姉にあたります。

彼女はハミルトンとの浮気を噂された女性ですが、知的で性別問わず幅広い人間関係があり、この時代には欠かせない存在でした。

このことについては、次の2つの記事をお読みいただけたらと思います。

 

ここでは、アンジェリカとエリザベスは姉妹だよっ!ということを押さえておきましょう。

 

 

アレクサンダー・ハミルトンの妻

さて、エリザベス・スカイラーは、このミュージカルの主人公アレクサンダー・ハミルトンの妻です。彼との出会いはミュージカルナンバー“Helpless”で歌われていますね。

wikipediaでは、彼らの出会いはどのように説明されているでしょうか?

 

In early 1780, Elizabeth went to stay with her aunt, Gertrude Schuyler Cochran, in Morristown, New Jersey. There she met Alexander Hamilton, one of General George Washington’s aides-de-camp, who was stationed along with the General and his men in Morristown for the winter.
Elizabeth Schuyler Hamilton(wikipedia)

 

1780年の初め、ニュージャージーのモリスタウンに住むエリザベスが叔母のGertrude Schuyler Cochranのもとでしばらく過ごしていた時、ジョージ・ワシントンの副官として同じくモリスタウンにいたハミルトンに出会ったとあります。

しかし、実際はこの出会いが初めてではなく、それより2年前にハミルトンがスカイラー家と共に食事をした時に出会っていた…ということが次の部分で書かれていますよ。

 

(In fact, they had met previously, if briefly, two years before, when Hamilton dined with the Schuylers on his way back from a negotiation on Washington’s behalf.)
Elizabeth Schuyler Hamilton(wikipedia)

 

ハミルトンがどんな人物であったかは、こちらのリンクからご確認いただけます。

 

また、エリザベス・スカイラーとハミルトンの関係については、『ハミルトン』内で沢山歌がありますので、詳細はそちらで説明していきますね。

追記することがありましたら、こちらのページで更新させて頂きます。

 

 

何故「エライザ」って呼ばれているの?

さて、最後に細かいことですが…何故エリザベスなのに「エライザ」と呼ばれているかについてです。

英語の名前って、ちょっと長いものがありますよね。そんな時、省略して名前を呼んだりすることがあります。

例えばハミルトンの名前はAlexander(アレクサンダー)ですが、最初の4文字をとって「Alex(アレックス)」なんて呼ばれていますね。“x”で名前が終わってるので終わりが“クス”という発音となり、「アレックス」になっています。

これと同じでElizabeth(エリザベス)も長いので、“Eliza”と呼ばれていますが「エリザ」とは発音されていませんよね。

ここは英語の発音方法の問題なのですが、1つの単語の中で、子音の両側に母音があった場合、最初の母音のアルファベットをそのまま発音するというのが基本的な英語発音のルールになっています。

どういうことか、これをElizaで説明すると…

まず、子音“z”の両側に2つの母音“i”と“a”がありますよね?こういった場合、子音の前に来ているアルファベットをそのまま発音するので、ここでは「イ」ではなく「アイ」と発音します。よって「エライザ」という発音になるんです。

他の例も見てみましょう。

  • Eliza…エラィザ(i=アィ)
  • cakeケィク(a=エィ)
  • sodaソゥダ(o=オゥ)
  • cute…キュゥツ(u=ユゥ)

何となくご理解頂けたでしょうか?ちなみに、他の長い名前を省略したものの例も、参考までに挙げておきますね。

  • Benjamin(ベンジャミン)…Ben(ベン)
  • Thomas(トーマス)…Tom(トム)
  • Jefferson(ジェファーソン)…Jeff(ジェフ)
  • Michael(マイケル)…Mike(マイク)
  • Catherine(キャサリン)…Cathy(キャシー)

長い名前の時は省略する言い方があるよ、ということを押さえておければOKです。以上、おまけ情報でした!

♪『ハミルトン』の曲一覧はこちらから:ハミルトン/英語歌詞を徹底分析!

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