アンジェリカ・スカイラーとは?①娘、姉、そして妻として

ミュージカル『ハミルトン(Hamilton)』より“Alexander Hamilton”の英語歌詞を見てみると、3人の女性がハミルトンのことを愛していたということが分かります。

今回は3人のうち、娘、姉、そして妻としてのアンジェリカ・スカイラー(Angelica Schuyler)についてご紹介しますよ。

『ハミルトン』ではアレクサンダー・ハミルトンに関係する女性が3人います。アンジェリカ・スカイラー(Angelica Schuyler)、エリザベス・スカイラー(Elizabeth Schuyler)、そしてマリア・レイノルズ(Maria Reynolds)です。

『ハミルトン』冒頭の曲“Alexander Hamilton”では、アレクサンダー・ハミルトンがどんな人物だったが分かりやすく説明されていますが、登場人物とハミルトンがどんな関係であったかも同時に歌われています。

これら3人の女性が歌うパートはここです。

 

Me? I loved him
―ミュージカル“Hamilton”より“Alexander Hamilton”

 

見てその通り、「私?私は彼を愛していたわ」という意味ですね。

3人の女性から愛されたらしい、ハミルトン…それぞれとの関係は、一体どういうものだったのでしょうか?今回は3人のうち、アンジェリカ・スカイラー(Angelica Schuyler)について調べましたよ。

 

 

フィリップ・スカイラーの娘

裕福な家庭に生まれる

『ハミルトン』のミュージカルに“The Schuyler Sisters”という曲がありますが、スカイラー一家というのはただの一般家族ではありません。まず、アンジェリカ・スカイラーの父親がどういう人なのか知るところから始めましょう。

 

フィリップ・ジョン・スカイラー(英: Philip John Schuyler (1733年11月20日 – 1804年11月18日))は、アメリカ独立戦争で大陸軍の将軍であり、ニューヨーク州議会議員、ニューヨーク州選出のアメリカ合衆国上院議員を務めた。
フィリップ・スカイラー(wikipedia)

 

父親フィリップ・スカイラーは裕福な家庭の生まれで、将軍や州議会委員、上院議員を務めた人物です。そんな彼を父親に持ったアンジェリカはこの家庭の長女として生まれました。

その他、彼の詳しい人物像については次の記事をご覧くださいね。

 

フィリップ・スカイラーとアーロン・バーの関係

これはアンジェリカに直接関係する話しではないのですが、重要内容なので記載しますね。wikipediaからも分かる通り、初代ニューヨーク州選出上院議員(第1部)はフィリップ・スカイラーでしたが、次代がアーロン・バーになっています。

次の記事からも分かる通り「再選に失敗」とありますが、ここにハミルトンとバーの関係が大きく影響しているのです。

 

この件については、ミュージカル『ハミルトン』の“Schuyler Defeated”で歌われています。

このことについて詳しく書くと、記事がとんでもなく長~くなってしまいますので、これについては追って別の記事を書きます!書き上がりましたらリンクを貼りますので、今しばらくお待ちくださいね。

(リンク生成中)

 

 

エリザベス・スカイラーの姉

さて、“The Schuyler Sisters”にも登場し、“Alexander Hamilton”ではアンジェリカと同じく“Me? I loved him”と歌っているのがエリザベス・スカイラー(Elizabeth Schuyler)です。

フィリップ・スカイラーの次女で、アンジェリカの妹にあたります。

彼女こそがアレクサンダー・ハミルトンの妻ですが、彼女については次の記事で詳しく説明しておりますので、こちらのリンクからご確認下さい。

 

ここでは、アンジェリカとエリザベスは姉妹だよっ!ということを押さえておきましょう。

 

 

ジョン・バーカー・チャーチの妻

ジョン・バーカーとの結婚

アンジェリカ・スカイラーはジョン・バーカー・チャーチ(John Barker Church)と結婚しています。

 

アンジェリーナは、アメリカ合衆国議会下院議員のジョン・バーカー・チャーチと結婚した。
フィリップ・スカイラー(wikipedia)

 

また、こちらの引用も見てみましょう。

 

One of the visitors, in 1776, was John Barker Church, a British-born merchant who made a fortune during the war supplying the American and French armies. At the time of their meeting and subsequent courtship, Church was on a mission from the Continental Congress to audit army supply records. Knowing that her father would not bless their marriage because of his suspicions about Church’s past, Angelica and John eloped in 1777. In 1783, she and her family left for Europe, not to return to New York until 1797.
Angelica Schuyler Church(wikipedia)

 

まず、チャーチはイギリス生まれの商人でアメリカとフランスに対して軍用品の取引を行うことで富を成した人物だと分かります。また、アンジェリカとチャーチが出会ったのはスカイラー宅だったということですが、ジョンの過去について、父親フィリップ・スカイラーが恐らく良い顔をしないだろうということで、2人は1777年に駆け落ちし、1783年には子どもも含めてヨーロッパへ経ち、1797年までニューヨークに戻ってこなかった…ということが書かれています。

ジョンの過去については今回詳しく調べていませんが、もし機会があったら調べてみようと思います。

 

ジョン・バーカー・チャーチとアーロン・バーの関係

さて、これもアンジェリカとは直接的な関係はありませんが、一応説明を。

 

 He was known for his marriage to Angelica Schuyler, of the prominent American Schuyler family, and being the brother-in-law of Alexander Hamilton, who died in a duel in 1804 with Aaron Burr, with whom Church had also had a duel in 1799.
John Barker Church(wikipedia)

 

先にも説明した通り、アンジェリカの妹はエリザベス・スカイラーです。エリザベスと結婚したのがハミルトンですので、ハミルトンとチャーチは義理の兄弟ということになります。ハミルトンは1804年にバーの決闘で亡くなっていますが、実はチャーチはそれよりも前の1799年にバーと決闘をしているということなんです。

こちらについてもどういった経緯で決闘が行われたか、機会があれば調べてみようと思います。

 

 

ハミルトンを愛してる…ってどういうこと?

さて、ここまでお読み頂いた方は何となくもやもやしているはずです…。

「ハミルトンと結婚したのは妹のエリザベスなんでしょ?なのになんでアンジェリカが“ハミルトンを愛していた…”なんて言うの?」と。

はい、ここはとっても重要なところで、これがしっかり押さえられていないとこのミュージカルの面白さは半減してしまいます!

アンジェリカの役割は、歴史上も舞台上でもとても重要で、ハミルトンを語る上では欠かせない存在です。

ここについては続きの記事で、じっくりご説明させていただきますね。

 

♪『ハミルトン』の曲一覧はこちらから:ハミルトン/英語歌詞を徹底分析!

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