バストファージョーンズは一体何キロ?猫の平均体重の何倍?

劇団四季ミュージカル『キャッツ(CATS)』より“Bustopher Jones(バストファージョーンズ – 大人物?)”の歌詞を見てみると、「みごとな肥満体」や「コレステロールのかたまり」というふうに、彼が太っていることが歌われています。

彼の体型はご存知の通りですが、日本語ではその体重までは分かりません。

しかし、英語歌詞には彼の体重が明確に歌われているんです!今回はそこを詳しく見ていきましょう。

【ブロードウェイミュージカル“Cats”/“Bustopher Jones”/作詞:T.S. Eliot * 劇団四季ミュージカル『キャッツ』/「バストファージョーンズ – 大人物?」/訳詞:浅利慶太】

 

歌詞の比較

日本語

 

劇団四季の歌詞では、体型について次のように歌われています。

 

そう バストファージョーンズ
くいしんぼう 毎晩宴会

ごらん みごとな肥満体
コレステロールのかたまり

そう バストファージョーンズ
豊かな人生 日毎に太るだけ

―劇団四季ミュージカル 『キャッツ』 より 「バストファージョーンズ – 大人物?」(訳詞:浅利慶太)

 

どれだけ太っているかが分かる内容になっていますよね。

 

英語

 

一方の英語歌詞では、次のようになっています。

 

So, much in this way passes Bustopher’s day
At one club or another he’s found
It can be no surprise that under our eyes
He has grown unmistakably round
He’s a twenty-five pounder, or I am a bounder
And he’s putting on weight everyday

―ブロードウェイミュージカル “Cats” より “Bustopher Jones”(作詞:T.S. Eliot)

 

こちらも体型について歌っているパートなのですが、日本語とは少し異なった表現になっているんです。

 

バストファージョーンズの体型

何故太るのか?

 

まず、冒頭2行は次のような意味になっています。

 

・So, much in this way passes Bustopher’s day…つまり、このようにしてバストファージョーンズの1日は過ぎていく

・At one club or another he’s found…どこか1つのクラブか別のクラブで、彼を見つけることができる

 

「このようにして1日は過ぎていく」の詳細は、次の記事で説明しているのですが、実はバストファージョーンズは日々を自分の経営するクラブで過ごしています。

 

そうやってほぼ毎晩クラブに顔を出した結果、日毎に太ってしまった…ということなんです。それを英語ではこう表現しています。

 

・It can be no surprise…驚く事ではない

・that under our eyes he has grown unmistakably round…彼が僕らの目の前で明らかにどんどん丸くなっていくのを見るのは

 

これが「みごとな肥満体」や「コレステロールのかたまり」と言われてしまう理由ですね。

 

 

体重は?

 

では、そんなバストファージョーンズの体重は一体何キロなんでしょうか?体重についてはこのように書かれています。

 

・He’s a twenty-five pounder, or I am a bounder…彼は25ポンド級、もしくは私はがさつ者

・And he’s putting on weight everyday…そして毎日体重が増えていく

 

“twenty-five pounder”とは「25ポンド級」という意味で、ポンドは重さの単位です。

 

ポンド(オランダ語: pond)またはパウンド(英語: pound)は、ヤード・ポンド法などにおける質量の単位である。 1959年7月1日以降(ただし日本では1993年以降)、1常用ポンドは 正確に 0.453 592 37 キログラムと定義されている。

ポンド(wikipedia)

 

…ということで、kg(キログラム)に換算してみました。

 

・1 pound=0.45359237 kg

 

ということですので…

 

・25 pounds=11.3398 kg

 

猫の平均体重は3.6~4.5 kgだそうですから…

約3倍!?

これは酷い…いくら自分のクラブをはしごしているからとはいえ、これは太りすぎですね。

ちなみに“or I am a bounder(もしくは私はがさつ者)”はバストファージョーンズが歌うパートで、“pounder”と韻を踏んでいる箇所。

バストファージョーンズは大きな体型でありながら、いつもバタバタ動き回っていて、遠慮なくものを言いますから、がさつ者であるとも言えるでしょう。

 

スポーツクラブには通っていなかった?

 

劇団四季の歌詞ではこの後に、次のようなフレーズがあります。

 

スポーツクラブに入ったよ
超一流のクラブ

―劇団四季ミュージカル 『キャッツ』 より 「バストファージョーンズ – 大人物?」(訳詞:浅利慶太)

 

太ったからスポーツクラブに入った…という展開ですが、実はこれ、日本語ならではの歌詞なんです。

英語ではバストファージョーンズが経営するクラブについて歌われています。クラブに関しては次の記事で詳しく解説しているので、是非ご覧くださいね。

 

いかがでしたか?バストファージョーンズがどれだけ太っているかお分かりいただけたでしょうか?

是非10kgのお米でも担いでみて、彼の体重を体感してみてくださいね(笑)。

 

その他“Bustopher Jones(バストファージョーンズ – 大人物?)”の歌詞解説や、ミュージカル『キャッツ』についてはこちらの記事をご覧ください。


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