舞台芸術を専攻する学生にオススメのアルバイトとは

大学に入ったら念願の実習公演に携わり、授業が終わったらアルバイトをして稼いだお金で色々なミュージカル作品を見にいくぞ!と意気込んでいる方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?

しかし、舞台芸術を専攻する学生生活の現実はそんなに甘くはありません。舞台芸術を専攻するあなたの学生生活は、他の学生のそれとは大いに異なります。

今回は、実習公演の実態とアルバイトの現状をまとめ、舞台芸術を学ぶ学生にオススメのアルバイトを紹介します。

実習公演の実態は?

どこの大学も同じかどうかは分かりませんが、私が卒業した玉川大学芸術学部では、毎日15:00から実習授業がありました。入学したては上級生が作業する様子を見学したり、各部門の研修を受けたりしますが、その後は各部門へ分かれ実際に実習公演の準備に参加していきます。

実習は2コマ連続の必修授業で、初めのうちは15:00~17:00程度の拘束時間でしたが、そのうち19:00まで、21:00まで、深夜、そしてしまいには泊まり込みになったこともありました。

「舞台に携わる人間であれば当然のこと」と思われるかもしれませんが、当時の私にはこれがしんどくて、しんどくて…頭で想像するのと、実際に体を動かすのとでは訳が違いますし、慣れない環境で右も左も分からなず作業をしていくのは案外過酷です。

実習公演の詳細はプロフィールにも書いていますので、是非そちらも併せてご覧ください。

 

アルバイトはできないのか?

両立は難しい

従って、お察しの通り、アルバイトをしている時間的余裕はありません。

「土日にやれば良いんじゃない?」という声も上がりそうですが、実習授業以外の課題もありますし、場合によっては土日に実習公演の準備をすることもありますから、アルバイトをする前提で実習公演に関わろうとしない方が良いでしょう。

実際にアルバイトをしていた人は、実習公演をとるかアルバイトをとるかの選択肢を余儀なくされていましたし、無理に続けようとすればば、大学にもアルバイト先にも迷惑がかかってしまいます。

「何とかなるだろう」という甘い考えは捨て、立場を十分にわきまえた上で大学生活に臨んでください。

 

長期休みを有効活用

では、アルバイトが出来ないのか…といったらそうではありません。

玉川大学を例に話を進めると、実習公演は前期に1回、後期に1回で、夏休みと冬休みは基本的に公演がありませんでした。もちろん、長期休みも学外活動として公演が行われることがあり、それに参加をするのであればアルバイトをする時間はありません。大学に進学したのだから長期休みも公演に携わりたい…という方もいるでしょうから、そういう方は是非参加してご自身の道を極めてください。

しかし、公演に携わることについて悩んでいる方や、アルバイトをしてお金を稼ぎたいという方がいるならば…活用すべきは長期休みです。

入学当時の私は公演に携わることに躍起になっていて「1公演携わらなかっただけで遅れをとるのではないか…?」という恐怖感でがんじがらめになっていたこともありました。しかし、その一方で「道を極めることと同じくらい、数多くの経験をすることも大切なのではないか?」と考え始め、結局「多くの経験をする」方を選びました。何故なら公演を選ぶということが私にとって、精神的負担が多いと感じたからです。そして長期休みはアルバイトをして、多くの作品を観劇することに費やしました。

舞台の道に絶対進みたいと頭では思っていても、現場に足を踏み入れれば最後。プロダクション・ミーティングから下準備、ゲネプロに公演、そして終わった後は片づけをしてミーティング…想像以上の長丁場です。

時間は有限です。経験は貴重です。ですから、ご自身と十分に向き合った上で時間をどのように使うかということを決断してください。

 

 

オススメのアルバイトは?

リゾートバイト

長期休みは舞台の現場から離れ、ある夏休みはテーマパークで働き、ある冬休みは派遣登録をして色々な仕事場に行きました。

テーマパークは良いとして、派遣は大変でしたね。たびたび電話が来て、「〇日大丈夫ですか?××の仕事がありますが…」と案内され、その度に異なる現場に行っては仕事をしていました。工場のアルバイトがほとんどでしたが、もう二度とやりたくないですね(苦笑)。1日限りの仕事というのは自分の性に合わなかったのです。

そんな当時の私がこのアルバイトを知っていたら良かったのに…と思う形態のアルバイトがあります。「リゾートバイト」です。

リゾートバイトとは「夏と冬にニーズの高まるリゾート地でアルバイトをしよう」というもの。短くて1週間、長くて1ヶ月以上を寮で過ごしながら、リゾートならではのお仕事をします。

これでしたら、夏休みを無駄なくアルバイトに充てられますし、期間が定まっていることで授業が始まってからのことを気にする必要もありません。

勤務地は箱根、草津、軽井沢、から北海道、沖縄まで!リゾート地ですから、普段は見ることの出来ない景色を見て、空気を感じて、食事を食べられるのがメリットです。リゾートならではの仕事には次のようなものがありますよ。

 

  • 仲居
  • レストラン・配膳
  • フロント・ベル
  • 売店
  • 調理・調理補助
  • 裏方業務(皿洗い、清掃など)
  • アクティビティー
  • レジャースタッフ
  • ナイトフロント
  • 電話予約、事務
  • スキー場
  • 旅館、ペンション業務全般

 

舞台芸術にも活かせるスキル

私がリゾートバイトをオススメするのは、なにも期間限定のアルバイトだからという理由だけではありません。リゾートバイトでの経験は、舞台に関わる上でも訳に立つと考えているからです。例えば、こんなスキルが身に付きます。

 

  • コミュニケーション能力が高まる
  • 体力・精神力が身に付く
  • どんな環境でも生活できる自信がつく
  • チームでの連携がとれるようになる

 

舞台の仕事はチームワークで、コミュニケーションは必要不可欠。体力も精神力もタフでなければできませんし、どのような環境にも順応できなければなりません(劇場が毎回異なるケースがあるので)。そう考えると、リゾートバイトの仕事というのは、チームワークで行うことが多いですし、初めての場所で順応する力を養えます。公演によってはツアー公演などもありますから、そういった面から捉えても、寮での生活に慣れる…というのは重要なことです。

また、表方(劇場スタッフ)の仕事に近しい業務もあります。

 

  • 宿泊予約確認…チケット予約
  • チェックイン…チケットチェック(もぎり)
  • 客室ご案内…座席へのご案内

 

少しこじつけのように聞こえるかもしれませんが、案外そうではないのです。こういった一連の流れを経験しているのといないのとでは、大分お客様対応が変わってきます。言葉遣いや身のこなしなど、気持ちに余裕をもって実践に活かせるはずです。

もしあなたが舞台に関わりたいと強く考えているのであれば、リゾートバイトで身に付くことはきっとあるはず!

次はリゾートバイト専門の求人サイトをいくつかご紹介します。それぞれの特徴も簡単にまとめているので、是非比較してみてくださいね。

 

登録をする前に

調べてみると、リゾートバイトを扱う専門サイトは意外と沢山ありました!こんなに沢山あったなんて、求人広告業界にいた私も知らなかったです。

どのサイトも基本的には個人情報を登録する形になるので、事前にスマートフォンのメモ帳に、以下の情報を打ち込んでおくことをオススメします。そうすることで「コピー&ペースト」ができ、毎回手入力をする手間を省くことができますよ。

 

  • 名前
  • 名前(フリガナ)
  • 生年月日
  • 現住所
  • 電話番号
  • メールアドレス(「ハッシャダイリゾート」は不要)

 

応募完了や面接日の相談、採用などはメールで来ることが主流になっているので、よく確認をするメールアドレスにしておきましょう。メールアドレスをお持ちでない場合は、yahoogoogleなどのフリーメールアドレスを取得しておくと良いですね。

また、登録後、スムーズに勤務先を決められるよう、次の項目についてどうするかということも事前に考えておきましょう。

 

  • 希望勤務地
  • 希望職種
  • 就業開始日
  • アルバイト期間

 

「求人サイトはどこも似たり寄ったりだから、1つ登録すれば良いよね」と思われる方も多いかと思います。しかし、サイトによって得意としているジャンルがあったり、1つの求人サイトにしか掲載していない案件もあったりするので、最低でも3つは登録することをオススメします。そしてその中からご自身に一番合う案件を見つけて応募してください。

そして長期休みに入ったらすぐに働き始められるよう、登録は休み前に済ませておきましょう。大体1か月前が理想です。

それでは各サイトをご紹介します。

 

 

リゾートバイト専門求人サイト

アルファリゾート

このサイトで印象に残ったのは「語学力を活かして仕事をする」ことです。

「英語は人より自信がある」という人でも、そのスキルを発揮できる場が身近にはあまりないという方、結構いらっしゃると思います。

海外から日本へ旅行に来る外国人の1つの目的として「旅館に泊まること」が挙げられますが、英語を使って仕事をしてみたいという気持ちがあるならば、仲居として英語を使いながらお客様対応するというのはどうでしょう?

舞台芸術に限らず、世間一般的に英語力は問われる時代です。また芸術学部生として日本舞踊を履修しようとしている方は、着物の着方、身のこなし、所作などを習得できるので、そういった視点から見ても仲居の仕事はメリットがあると言えます。

場所によっては個人寮もあり、食事が付いているので無駄な出費がなく貯金もできるのはメリットです。特に仲居については、未経験でも時給1,100円と高時給なので、夏に稼いだお金で普段観る機会のない伝統芸能や、海外でミュージカル鑑賞をしても良いですね。2ヶ月で50万円貯めて、留学などする方も多いようですよ。

登録手順は次の通りです。

 

  1. 「新規登録はこちら」ボタンより個人情報を入力して「仮登録」
  2. アルファリゾートから電話があり、就業規則や勤務条件などの説明を受ける
  3. 問題なければ「本登録」用のフォーマットが届く
  4. 登録完了後、希望にある案件の連絡がある

 

余裕をもって仮登録をし、担当者と連絡をとれる状態を作っておきましょう。電話だけのやりとりなので、事業所まで出向く必要がなく、時間を有効に使えるのがメリットですね!


 

 

 

はたらくどっとこむ

このサイトで印象に残ったのは「スタッフ対応が充実している」という点です。

先ほどのアルファリゾートはスタッフと電話のみのやりとりでしたが、こちらは来社が必要になります。わざわざ事業所まで行くのは面倒…という方はアルファリゾートの方が良いでしょう。ただ、何となく電話だけでは意思の疎通が出来ているか不安という方や、会ってしっかりと要望を伝えたい、質問がしたいという方ははたらくどっとこむがおすすめです。

期間としては3ヶ月以上の長期案件が中心のようですが、GW・年末年始・お盆などの短期案件もあるので、まずはどれくらいの期間働けるのかと明確にしておくと良いですね。

また、キャンペーンも充実しているので、そのタイミングに合わせてリゾートバイトに参加してみるというのも良いですね。ハワイ旅行プレゼントキャンペーンなどもあるらしいですよ!その上、リゾートバイトをすればするほどポイントが貯まり、商品と交換できるというメリットもあるそうです。独自の企画が仕事をより楽しくしてくれそうですね。

登録手順は以下の通りです。

 

  1. 「まずは登録」ボタンより個人情報を入力して「仮登録」
  2. 登録した電話番号にコーディネーターより電話があり、面談日を調整
    (面談前にWEB履歴書を記入しておくと良い)
  3. 近場の視点で面談をして「本登録」
    (最寄りに支店がない場合は電話面談が可能)
  4. 勤務地、期間、職種、寮のタイプなどをコーディネーターに伝え、勤務先を決定

 

面談をして初めて本登録となるので、仮登録をしたら、面談日の候補を3~4日分用意しておくことをオススメします。

 

 

リゾートバイト.com

このサイトで印象に残ったのは「時給が高い」というものです。

全体を平均してみると、だいたい時給1,100円位にはなります。また、リピーター時給というものも設定していて、その案件の経験が2回目以上であれば初回よりも時給が高くなるため、経験したことを、また次の長期休みで活かすことができます。経験を無駄にしなくて良いというのがメリットですよね。

基本的には住み込みのアルバイトとなっていて、寮費、食費、水光熱費が無料です。スキー場のではリフト券が、温泉地では温泉が無料などといったメリットも充実しているので、仕事に専念できる環境が整っていますよ。

登録手順は以下の通りです。

 

  1. 「かんたんWEB応募」ボタンより個人情報を入力して「仮登録」
  2. 3週間以内の短期を希望:電話連絡をする→マイページの発行→履歴書登録
    1ヶ月以上の長期を希望:マイページの発行→履歴書登録
  3. 面談をして「本登録」 ※面談は電話かSkypeにて(Skype希望の場合はメールにて連絡)
  4. 希望に沿った案件を案内があり、勤務先を決定

 

時間があまりとれない方にとっては、Skype面談は非常に有難いですね!



ハッシャダイリゾート

こちらのサイトで印象に残ったのは「オリジナリティがある」ということです。

求人サイトでの登録はフォームを入力するのがほとんどですが、ハッシャダイリゾートではチャットやLINEを使いながら登録するところがポイントです。最近メールを使わない人も増えてきているので、新たにメールアドレスを取得する必要がないという意味ではとても便利ですよね。

サイトもかなりオシャレに出来ていて、リゾートバイトをやってみたい!という気にさせますよ。

登録手順は以下の通りです。

 

  1. チャットで「仮登録」
  2. LINEで希望条件を伝える
  3. ビデオ電話で面談で「本登録」(担当者がプランを提示、検討の上勤務先を決定)
  4. 勤務スタート

 

2018年に始まったサービスということもあり、ツイッターやインスタグラムを駆使しながら、フォトスポットの紹介や魅力的なコンテンツを紹介している点も企画として面白いですよ。

渡航費、寮費ももちろん会社負担ですから、「旅行をする感覚で仕事をしたい」と考えている方や、「短期限定で一人暮らし体験をしてみたい」と考えている方には良いですね。

時間がないから事業所には出向けない、イマドキの感覚を重要視したいという方にオススメです。



リゾバ

こちらのサイトで印象に残ったのは「こだわり検索が分かりやすい」ということです。

時間に限りのある人は特に、要望が多いことの方が多いと思います。「1ヶ月でないとダメ」「場所は遠すぎない関東圏が良い」「生活に便利な立地」などなど。そういったことが事細かに検索条件にリストアップされているので、譲れない部分を選択して絞り込んでみましょう。

リゾートバイトをする場合、6ヶ月以上続けるフリーターもいれば、1週間の短期という方もいます。芸術学部生は夏休みや冬休みを使うことになるので、長くて2ヶ月といったところではないでしょうか?

登録手順は以下の通りです。

 

  1. 「まずは登録」ボタンより「仮登録」
  2. 近くの支店で面談し「本登録」(近くに支店がない場合は相談の上、フォーム入力でもOK)
  3. 担当者がプランを提示
  4. 勤務先を決定

 

もちろん、寮費や光熱費も無料なので、気兼ねなくアルバイトをスタートできますよ。仕事を始めるに当たってこだわりのある方にオススメです。


 

いかがでしたか?以上がリゾートバイトのサイト紹介でした。

舞台芸術を学び、芸術学部を専攻したいと考えている方は、是非、これを機にアルバイトについても考えてみてくださいね。

*良い記事だと思って下さった方、是非「いいね!」をお願い致します
*facebookページへ参加して下さる方はこちらから→LOVE performing arts
*twitterをフォローして下さる方はこちらから→LOVE performing arts (@performingart2)

その他のよくあるお問い合わせ一覧はこちら

「なるほど!」と思ったらシェア♪