玉川大学芸術学部パフォーミングアーツ学科における声楽・演技の勉強を教えて下さい

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玉川大学芸術学部パフォーミングアーツ学科における声楽・演技の勉強を教えて下さい

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高校2年生

※管理人の実体験に基づくものであり、現在の大学状況を説明しているものではありません。予めご了承ください。
※記事が長かったため、目次を付け一部要約致しました。(2016.12.14)

演技は入門から

演技についてはいくつかの段階を踏んで勉強が出来ます。その内、「演技入門」は確か全員の必須科目だったはずです。入門系の履修を後回しにしてしまうと、演者として学内公演に関わりたいと思ってもオーディションを受ける権利がなくなってしまいますので、入門系は早めに履修することをオススメします。

1・2年時は履修するものが沢山あるから…といって後回しにしないようにしましょう!

私が「演技入門」を履修したときは、演技をする事前段階のようなことを勉強しました。教授によって教え方が違うでしょうが、私が経験したのは具体的に次のようなことです。

 

「手」の記憶

幼い頃生き別れになった兄弟の実話です。生き別れになって何年も経ったある日、兄は天災に遭います。逃げまどう人々の中、逃げ遅れている男性を目にしました。とっさに手を差し伸べ、お互いの手を握り、言葉も交わさず一緒に逃げたそうです。後日談で2人はこう語っています:

「手を握った瞬間、お互いが兄弟だと分かった」

目に見える姿や耳に聞こえる声は変わってしまいますが、手から感じられる印象は生涯変わらないそうです。何だかとても神秘的ですね…

この実話を元に、相手の手の感覚を覚える授業がありました。まずペアになり、片方は目を閉じて、もう一方の誘導にそって教室内を歩きます。目をつむったままある相手と握手をし、その感覚を覚えた上で他の人と握手して行きます。途中で最初に握手した人を、手の感覚だけで探し当てるというものでした。なかなか興味深い経験でしたよ。

 

 

相手に届く「声」

自分の声が、相手に届いているかという授業でした。自分が立っている場所から様々な距離に、数名を背中を向けた状態で立たせます。その内の特定の人物に向かって「こんにちは」などと声をかけますが、自分が声を飛ばした相手に、「私が声をかけられている」と認識されれば成功です。

また、数名を背中向きの状態で一列に並べ、自分の立ち位置から全員に向かって「こんにちは」と言います。それがどう聞こえたか、言われた側に聞いてみるというもの。

「きつく聞こえた」のか「自分に言われている気がしない」のか。相手にきちんと言葉が届いているかは、舞台の上でリアリティを出すためにも重要です。実生活でも役に立つ授業でもありましたよ。

 

アドリブの鉄則は「否定しないこと」

自分が1フレーズを言ったら、相手が1フレーズを言うというルールのもと、アドリブで会話をしていくというゲーム感覚の授業がありました。このゲーム中でやってはいけないのは「状況を否定する」ということ。例えば…

A:ねぇ、洞窟を見つけた!
B:入ってみようか!
A:え、でも暗いよ?
B:大丈夫、懐中電灯持っているから!

こんな感じて話を続けます。これはOKな例です。しかし、例えば…

A:洞窟をから行ってみない?
B:えー、つまらないから家でゲームしようよ。

これは「洞窟に入ろうとしている」という状況を否定していることになります。これでは話しが前にすすまないので、NGです。演技を付けることはしませんでしたが、アドリブの重要性や、どんな場合でも状況を受け入れる姿勢を学びました。

 

 

公演デビューをするには

こんな基礎的なことを勉強しながら、毎回A4用紙1枚のレポートを提出して単位をとっていきます。私は演技入門しか履修していないので、2年以降の詳細は正直分かりません。恐らく立ち方とか、声の出し方とか具体的な表現の方法を勉強して行くのだと思います。

毎年、学内での公演を数回行いますが、そのオーディションに出られるのも2年生以上です。公演の舞台出演を目指すのであれば、入門以上のクラスを履修することになります。

 

声楽を受けるなら伴奏者を

自分が経験したことのない分野ですので詳細までは分かりません。教授は何名かおり、その内の1名と個人レッスンを積むというような形だったはずです。当然ですが実技の試験があり、教授達と順番待ちの生徒の前で歌いますので、結構な覚悟が必要ですね。

声楽を履修していない上に、そんな試験を受けたいとも思っていなかった私ですが、試験当日、その場に2度いたことがあります。何故か…

それは私がピアノの伴奏をしたからです(泣)

声楽を履修する場合、試験当日のピアノ伴奏者は自分で用意しなければなりません。これはとても重要なことであり、かつ難しいことでもあります。

試験日に予定の合う伴奏者を探すのは当然ですが、試験が近くなると、レッスン時の伴奏も引き受けてもらうことになるため、伴奏者にはある一定の時間を割いてもらうことになります。

ピアノが弾けて、自分の単位のために時間を割いてくれる人。ピアノが弾けるだけで、その学生は引く手あまたですから、人によっては受け切れず断る場合もあります。ですから、声楽を履修されるのであればピアノを弾ける子を早めにみつけて、友達になっておくといいですね。

そして無事試験が終わったら、必ずお礼をして下さい。お菓子を渡すなり、食事をおごるなり…自身の印象にも関わることですから、お忘れなく^^

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