必読!聖アフロディジアスを徹底調査!⑥キリスト復活後の出来事

劇団四季ミュージカル『ノートルダムの鐘(The Hunchback of Notre Dame)』より“Flight Into Egypt(エジプトへの逃避)”の英語歌詞を見てみると、聖アフロディジアス(Saint Aphrodisius)という名前の聖徒が出てきます。

聖アフロディジアスとは、一体何者なのでしょうか?今回はイエス・キリストが復活した後の聖アフロディジアスについてです。

※全体を読みやすくするため記事の構成を変更致しました。(2017.6.28)

キリスト教でない我々としては、馴染みのない聖アフロディジアス…『ノートルダムの鐘』の作品をより深く理解するため、調べ始めたら奥が深すぎて続きの6記事目を書くことになりました。

引き続きお読み頂いている方、お付き合い頂き有難うございます!

 

前回までのおさらい

聖アフロディジアス…作品内でちょこちょこ名前が出てくるにも関わらず、彼についての説明はほぼされていないのが現状ですよね。

「聖アフロディジアスって誰?」「何で首が取れてるの??」と気になってもやもやしている方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか?

前回までの記事では、聖アフロディジアスがベジエの司祭であり、暴徒によって斬首されたということが分かりました。また、エジプト出身で、ラングドックという場所で殉教したということも分かっています。

まだ記事をご覧でないという方、もう一度読み直したいという方はこちらのリンクから①~⑤の記事をご覧くださいね。

 

キリスト復活後の出来事

彼に関する記述を日本語で見つけることは出来なかったので、今回は英語サイトを活用させて頂きました。wikipedia上に聖アフロディジアスを説明する分かりやすい記事がありましたので、こちらを引用しながら1つ1つ説明していこうと思います。尚、“Flight Into Egypt(エジプトへの逃避)”歌詞内に出てくる単語は赤字にしてありますよ。

wikipediaの説明を見てみましょう。

 

After the Resurrection, Aphrodisius received the Holy Spirit at Pentecost. He accompanied Sergius Paulus to Provence. They evangelized Narbonensis: Sergius settled in Narbonne. The legend continues that Aphrodisius arrived at Beziers mounted on a camel and became a hermit in a cave near the city. He lived in it a long time before becoming a bishop.
―“St. Aphrodisius”(wikipedia

 

キリスト教の用語が沢山出てくるので分かりづらいのですが…要約するとこういうことが書かれています。

 

  1. キリスト復活の後、聖アフロディジアスはペンテコステにて聖霊降臨を受けた。
  2. 彼(聖アフロディジアス)はセルギオ・パウロにプロバンスへ同行した。
  3. 彼ら(聖アフロディジアスとセルギオ・パウロ)はナルボネンシスを伝道した。セルギオ・パウロはナルボンヌに留まった。
  4. 言い伝えは、聖アフロディジアスがラクダに乗ってベジエに到達し、町近くの洞窟内で隠修士となったと続く。
  5. 彼(聖アフロディジアス)は司祭になるまで、それ(洞窟)に長い間住んだ。

 

ベジエはフランスですから、ラクダに乗って到達したのはなかなかのインパクトだったかもしれません。聖アフロディジアスはエジプト人ですから、ラクダがさぞかし似合ったでしょうね。

彼がエジプト人であると分かる記述は、次の記事からご覧ください。

 

wikipediaの説明で、司祭になるまで洞窟にいたとありますから、彼が司祭になるまでには、キリストの復活を始めとした、これだけの出来事があったのだと分かります。

それにしても洞窟に長年住んで隠修士になるとは、なかなかストイックな聖徒ですね(汗)ミュージカル内では伝えきれていない彼の人柄を、改めて知ることができました!

※聞き慣れない用語の説明は次をご覧ください。

  • Resurrection…キリストの復活
  • Holy Spirit…聖霊
  • Pentecost…ペンテコステ(「聖霊降臨」。新約聖書にあるエピソードの1つ。詳細は次の記事をご覧ください:ペンテコステ(wikipedia))
  • Sergius Paulus…セルギオ・パウロ
    (ローマ帝国の地方総督。新約聖書の「使徒言行録」に登場。詳細は次の記事をご覧ください:セルギオ・パウロ(wikipedia))
  • Provence…プロバンス
    (フランス南東部を占める地方を指す。詳細は次の記事をご覧ください:プロヴァンス(wikipedia))
  • Narbonensis…ガリア・ナルボネンシス
    (現在のフランス南部、Languedoc地方およびProvence地方に該当。※正確なLanguedocのエリアは次の記事をご覧ください:ラングドック=ルシヨン地域圏(wikipedia))
  • Narbonne…ナルボンヌ
    (フランス南西部、スペイン国境近くの都市。詳しくは次の記事をご覧ください:ナルボンヌ(wikipedia))
  • Beziers…ベジエ(フランス南西部の都市)
  • hermit…隠修士
    隠修士とは「神との一致を求めて、砂漠などで独り修道生活をおくる者」です)

 

 

聖アフロディジアスについて、もっと知りたい!

キリスト教に馴染みのない我々としては、まだまだ分からないことだらけです。

私も気になって仕方が無かったので、聖アフロディジアスについて徹底的に調査をしました。

次のリンクから彼について調べたことをジャンル毎にまとめていますので、是非知識を増やして下さいね。何故斬首されたかについても、もちろん触れていますよ。

 

「プロヴァンス」と「ガリア・ナルボネンシス」の位置関係

長文お読み頂き有難うございました。最後に、本記事で出てきた地名を地図にしました!

聖アフロディジアスがセルギオ・パウロに同行したProvence/プロバンスと、2人が伝道した場所Narbonensis/ガリア・ナルボネンシスの位置関係は次の通りですよ。

Flight-into-Egypt-map5

また、こちらはセルギオ・パウロが留まったNarbonne/ナルボンヌと、聖アフロディジアスが司祭として活動したBeziers/ベジエの地図です:

♪『ノートルダムの鐘』の曲一覧はこちらから:ノートルダムの鐘/英語歌詞を徹底分析!日本語で意味を理解しよう

⇒【ノートダムの鐘】オリジナルキャスト画像集はこちら☆・’

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※CDでは上演される一部の曲しか収録されていないため、本サイトでは、曲名・曲順・歌詞は全て上演内容に順じています。参考サイトは次の通りです。CDの内容とは一部異なりますので予めご了承下さい。(参考サイト:LYRICS TO DISNEY’S HUNCHBACK OF NOTRE DAME MUSICAL (LA JOLLA PLAYHOUSE AND PAPER MILL PLAYHOUSE)

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