必読!聖アフロディジアスを徹底調査!⑦首が取れた理由

劇団四季ミュージカル『ノートルダムの鐘(The Hunchback of Notre Dame)』より“Flight Into Egypt(エジプトへの逃避)”の英語歌詞を見てみると、聖アフロディジアス(Saint Aphrodisius)という名前の聖徒が出てきます。

聖アフロディジアスとは、一体何者なのでしょうか?今回は斬首された理由と不思議な出来事について説明しますよ。

※全体を読みやすくするため記事の構成を変更致しました。(2017.6.28)

キリスト教でない我々としては、馴染みのない聖アフロディジアス…『ノートルダムの鐘』の作品をより深く理解するため、調べ始めたら奥が深すぎて続きの7記事目を書くことになりました。

引き続きお読み頂いている方、お付き合い頂き有難うございます!

 

前回までのおさらい

聖アフロディジアス…作品内でちょこちょこ名前が出てくるにも関わらず、彼についての説明はほぼされていないのが現状ですよね。

「聖アフロディジアスって誰?」「何で首が取れてるの??」と気になってもやもやしている方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか?

前回までの記事では、聖アフロディジアスがベジエの司祭であり、暴徒によって斬首されたということが分かりました。また、エジプト出身で、ラングドックという場所で殉教したということも分かっています。洞窟に長年住んで、隠修士になったことも明らかになりましたね。

まだ記事をご覧でないという方、もう一度読み直したいという方はこちらのリンクから①~⑥の記事をご覧くださいね。

 

何故首が取れたのか

摩訶不思議①湧き出る井戸

彼に関する記述を日本語で見つけることは出来なかったので、今回は英語サイトを活用させて頂きました。wikipedia上に聖アフロディジアスを説明する分かりやすい記事がありましたので、こちらを引用しながら1つ1つ説明していこうと思います。尚、“Flight Into Egypt(エジプトへの逃避)”歌詞内に出てくる単語は赤字にしてありますよ。

wikipediaの説明を見てみましょう。

 

Aphrodisius was executed by beheading. The head was kicked into a well, but the water gushed out and the decapitated Aphrodisius picked up his own head, and carried it through the city.
―“St.Aphrodisius”(wikipedia

 

まず、聖アフロディジアスは処刑によって斬首されていることが分かりました。しかし、次の記事からも分かる通り、異教徒によって斬首されています。正確に何があったかは明記されていませんが、何かトラブルでもあったのかもしれませんね…

 

そしてその斬首された後、聖アフロディジアスにとても不思議なことが起こります。「切り落とされた頭部を(異教徒が)井戸に蹴り入れたところ、井戸から水が湧き出た」というのです。更には、「頭部のない聖アフロディジアスが、自身の頭を拾い上げ、それを街中に持って行った」とのこと。

…どんな状況なんでしょうか、これ(苦笑)。

想像すると少し不気味な光景ですが、いずれにしても神がかっている感じがしますね。自分の頭を手に持っているのは、こういう経緯があったからと言えるでしょう。しかし摩訶不思議な出来事はこれでは終わりません。

 

 

摩訶不思議②壊れないカタツムリ

wikipediaの続きを見てみましょう。

 

Townspeople spill snails on the road and Aphrodisius stepped on them without breaking one.
―“St.Aphrodisius”(wikipedia

 

ここに書かれている不思議な出来事は、「市民はカタツムリを路上にばらまいたが、聖アフロディジアスは1つも壊さずにその上を歩いた」です。何故市民がカタツムリをばらまいたのかは分かりませんが、頭部を持って歩いていた聖アフロディジアスに対する嫌がらせか何かでしょう。

いずれにしても1つも殺すことなく歩いたというのですから凄いです。

 

摩訶不思議③石になった石屋

最後の文章を見てみましょう。

 

Several stonemasons began to mock him, calling him a madman. They were miraculously punished by being turned intostones (visitors still point out their seven stone heads on the Rue des Têtes, “the street of the heads”).
―“St.Aphrodisius”(wikipedia

 

ここを要約すると、こういうことが書かれています。

 

  1. 複数の石屋が彼(聖アフロディジアス)を嘲笑い始め、彼を“頭がおかしい人”だと呼んだ。
  2. 彼らは不思議なことに石に変化させられることにより罰せられた。
  3. 「Rue des Têtes/the street of the heads(頭の道)」と呼ばれている通りで、観光客は未だに彼らの7つの石の頭を確認することが出来ます。)

 

おぉ…聖アフロディジアスを馬鹿にした人間に、天罰が下されましたね…

面白いもので、この「頭の道(Rue des Têtes/the street of the heads)」という通りは存在し、7つの石の頭を確認出来るそうです!

彫刻だろうとは思いますが、未だにその頭部が残っている通りがあるとは…是非いつか見に行ってみたい!

googleの画像検索でRue des Têtesを検索すると、確かにちらほらと頭部の形をした石の写真が出てきます。これがかつて石屋だった人たちなのでしょうか?気になりますね:Rue des Têtes(google画像検索)

 

「頭の道」の位置

長文、お読み頂き有難うございました。

聖アフロディジアスを馬鹿にした石屋たちが石にさえれてしまった場所、Rue Rue des Têtes/the street of the heads(頭の道)は、フランスの東部にあるようですよ。

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♪『ノートルダムの鐘』の曲一覧はこちらから:ノートルダムの鐘/英語歌詞を徹底分析!日本語で意味を理解しよう

⇒【ノートダムの鐘】オリジナルキャスト画像集はこちら☆・’

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※CDでは上演される一部の曲しか収録されていないため、本サイトでは、曲名・曲順・歌詞は全て上演内容に順じています。参考サイトは次の通りです。CDの内容とは一部異なりますので予めご了承下さい。(参考サイト:LYRICS TO DISNEY’S HUNCHBACK OF NOTRE DAME MUSICAL (LA JOLLA PLAYHOUSE AND PAPER MILL PLAYHOUSE)

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