必読!聖アフロディジアスを徹底調査!⑦斬首された理由

ミュージカル『ノートルダムの鐘(The Hunchback of Notre Dame)』より“Flight Into Egypt(エジプトへの逃避)”の英語歌詞を見てみると、聖アフロディジアス(Saint Aphrodisius)という名前の聖徒が出てきます。彼に関する説明はほとんどありませんが、この作品をより深く理解する上で聖アフロディジアスに関する知識は必要不可欠です!…ということで、聖アフロディジアスについて徹底調査をしました。今回は斬首された理由と不思議な出来事について説明しますよ。

※CDでは上演される一部の曲しか収録されていないため、本サイトでは、曲名・曲順・歌詞は全て上演内容に順じています。参考サイトは次の通りです。CDの内容とは一部異なりますので予めご了承下さい。(参考サイト:LYRICS TO DISNEY’S HUNCHBACK OF NOTRE DAME MUSICAL (LA JOLLA PLAYHOUSE AND PAPER MILL PLAYHOUSE)

※全体を読みやすくするため記事の構成を変更致しました。(2017.5.11)

聖アフロディジアス…作品内でちょこちょこ出てくるにも関わらず、その説明はほぼされていないのが現状ですよね。「聖アフロディジアスって誰?」「何で首が取れてるの??」と気になってもやもやしている方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか?

私も気になって仕方が無かったので、聖アフロディジアスについて徹底的に調査をしました。次の記事内に彼について調べたことをジャンル毎にまとめていますので、是非知識を増やして下さいね。何故斬首されたかについても、もちろん触れていますよ。

彼に関する記述を日本語で見つけることは出来なかったので、今回は英語サイトを活用させて頂きました。“wikipedia”上に聖アフロディジアスを説明する分かりやすい記事がありましたので、こちらを引用しながら1つ1つ説明していこうと思います。尚、“Flight Into Egypt(エジプトへの逃避)”歌詞内に出てくる単語は赤字にしてありますよ。

wikipediaに次のような記載がありました:

Aphrodisius was executed by beheading.The head was kicked into a well, but the water gushed out and the decapitated Aphrodisius picked up his own head, and carried it through the city. Townspeople spilled snails on the road and Aphrodisius stepped on them without breaking one.Several stonemasons began to mock him, calling him a madman.They were miraculously punished by being turned into stones (visitors still point out their seven stone heads on the Rue des Têtes, “the street of the heads”).
―“St.Aphrodisius”(wikipedia

今回も長文ですね…でも1つずつ見ていけば問題ないので整理しながら見ていきましょう。まずは1文目“Aphrodisius was executed by beheading.”から。

  • executed…処刑する、死刑を執行する
  • beheading…首を切る、斬首する

彼は処刑によって斬首されていることが分かりました。しかし、次の記事からも分かる通り、異教徒によって斬首されています。正確に何があったかは明記されていませんが、何かトラブルがあったのかもしれませんね…

そしてその斬首された後、聖アフロディジアスにとても不思議なことが起こります。“The head was kicked into a well, but the water gushed out and the decapitated Aphrodisius picked up his own head, and carried it through the city.

文章を次の4つに分けると分かりやすいですよ。

  • The head was kicked into a well
    ⇒(聖アフロディジアスの)頭部が井戸に蹴りいれられた
  • but the water gushed out
    ⇒しかし水が湧きでた
  • and the decapitated Aphrodisius picked up his own head
    ⇒そして頭部のない聖アフロディジアスが自身の頭を拾い上げ
  • and carried it through the city
    ⇒そしてそれ(頭部)を街中へ持って行った。

想像すると少し不気味な光景ですが、何だか神がかっている感じがしますね。自分の頭を手に持っているのは、そういう経緯があったからと言えるでしょう。摩訶不思議な出来事はこれでは終わりません。

続きを見てみましょう:

Townspeople spilled snails on the road and Aphrodisius stepped on them without breaking one.

ここは比較的分かりやすいでしょうか。

  • Townspeople spilled snails on the road and Aphrodisius stepped on them without breaking one.
    ⇒市民はカタツムリを路上にばらまいたが、聖アフロディジアスは1つも壊さずにその上を歩いた。

なかなかの摩訶不思議ですね…何故カタツムリをばらまいたのかは分かりませんが、いずれにしても1つも殺すことなく歩いたというのですから凄いです。

これらの文章で描かれているのは、異教徒の聖アフロディジアスに対する嫌がらせでしょう。そんな苦境に立たされた時、今までの苦労が実を結んだのでしょうか…彼にこれらのような奇跡が起こるのです。

さて最後の文章をまとめて見てみましょう。文章を3つに分けますね。

  • Several stonemasons began to mock him, calling him a madman.
    ⇒複数の石屋が彼(聖アフロディジアス)を嘲笑い始め、彼を「頭がおかしい人」だと呼びました。

ここは、聖アフロディジアスが自身の頭を持って歩いていたからそう呼ばれたのだと推測できます。

  • They were miraculously punished by being turned into stones.
    ⇒彼らは不思議なことに石に変化させられることにより罰せられました。

これこそ天罰が下った…という状況でしょう。石屋だったから石にさせられたのかも知れないですね。

  • (visitors still point out their seven stone heads on the Rue des Têtes, “the street of the heads”).
    ⇒(「Rue des Têtes/the street of the heads(頭の道)」と呼ばれている通りで、観光客は未だに彼らの7つの石の頭を確認することが出来ます。)
  • point out…指示する、指摘する
  • Rue des Têtes…”the street of the heads”
    (「頭の道」という意味で、実際ある通りのようですよ。地図はこの記事の最後に掲載してあります。併せてご覧ください。)

へ~!彫刻だろうとは思いますが、未だにその頭部が残っている通りがあるとは…是非いつか見に行ってみたいです。googleの画像検索でRue des Têtesを検索すると、確かにちらほらと頭部の形をした石の写真が出てきます。これがかつて石屋だった人たちなのでしょうか?気になりますね:Rue des Têtes(google画像検索)

長文、お読み頂き有難うございました。最後に、本記事で出てきた地名を地図にしました!Rue Rue des Têtes/the street of the heads(頭の道)は、フランスの東部にあるようですよ:

Flight-into-Egypt-map6

♪『ノートルダムの鐘』の曲一覧はこちらから:ノートルダムの鐘/英語歌詞を徹底分析!日本語で意味を理解しよう

⇒【ノートダムの鐘】オリジナルキャスト画像集はこちら☆・’

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