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For You, For Me, Forevermore/英語歌詞を徹底分析!

劇団四季ミュージカル『パリのアメリカ人(An American in Paris)』より“For You, For Me, Forevermore”の英語歌詞を見てみると、アンリのリズへ対する強い愛を読み取ることができます。

アンリは2人の関係と愛をどのように歌っているのでしょうか?

【ブロードウェイミュージカル“An American in Paris”/“For You, For Me, Forevermore”/作詞:Ira Gershwin】

どんなに幸せか

歌い出しは幸せすぎる内容に満ちています。前半ではそんな様子を4つのブロックに分けて歌っています。1つずつ見ていきましょう。

 

Paradise can not refuse us
Never such a happy pair

Everybody must excuse us
If we walk on air

All the shadows now will lose us
Lucky stars are everywhere

As a happy being
Here’s what I’m foreseeing
―ブロードウェイミュージカル “An American in Paris” より “For You, For Me, Forevermore”(作詞:Ira Gershwin)

 

拒否できない

1つ目は“Paradise can not refuse us/ever such a happy pair”です。

“can not refuse”は「拒否できない」という意味です。何が何を拒否できないのかというと、「パラダイス(paradise)が私たち(us)を」ですね。“such ~”と言う場合は「このような」という意味になりますから、“such a happy pair”は「こんな幸せなカップル」です。これは“us”のことを指しています。

これに加えて「今までに」を意味する“ever”があるので、「パラダイス(天国)は拒否できない、僕たちのようなこんな幸せなカップルがいることを」と歌っているんですね。

幸せの最高潮…といった歌い出しです。

 

許して

2つ目は“Everybody must excuse us/If we walk on air”。

ここで気を付けたいのは“excuse”の意味。私たちがよく知っている“excuse me”は「すみません」ですが、もともとは次のような意味なんですね。

 

  • excuse me…私を許して→すみません、失礼します

 

“excuse”には「許す」という意味があるんです。その他にも「言い訳する」という意味があり、“no excuses!(言い訳しない!)”なんていう風に使ったりします。

では、この歌詞ではどうなっているのかというと“excuse us”ですから「私たちを許して」ですね。しかも“must”が付いていますから「みんなは僕たちを許さなければならない」と、やや強めの口調になっています。

何を許すのか…それは“if we walk on air(もし僕らが空を歩いたとしても)”です。この歌詞の構造、理解できますか?

1ブロック目でも歌われていたように「僕らは幸せなカップルだ」なんです。ですから、有頂天になって空をふわふわ~と歩いてしまうかもしれない。もし歩いちゃっても非難は受け付けないよ!許してよね!だって僕らは最高に幸せなんだから!…と、そんなことを歌っているわけです。

恋は盲目?こんな風に言えるような恋がしてみたいものです。

 

影の行き場なんてない

3つ目は“All the shadows now will lose us/Lucky stars are everywhere”

これもなかなか素敵な表現ですよ。“shadows”とは「影」のこと。そんな影が“will lose us(僕らを失う)”というのです。影が人を失う時とはどんな時でしょう?そう、明るい時ですよね!

この歌詞では後半に“stars are everywhere”とありますので、星がキラキラと輝いている様子が目に浮かびます。その星の輝きによって影が人を失うと歌っているのでしょう。

ただ、1点気にしなければいけないのが“stars”の前に“lucky”が付いているという点。実は“lucky stars”で「好運な」という意味があります。なので「好運がそこら中に散らばっている」ということと、「夜空一杯に星が瞬いている」というこの2点を掛け合わせたのが、このフレーズなのではないかなと考えています。

いずれにせよ「僕たちが影を失う」ではなく「影が僕らを失う」という表現が、いかにも自分中心に歌われているようで、幸せの度合いを手に取るように感じることが出来ますね。

 

幸せな人間

4つ目は“As a happy being/Here’s what I’m foreseeing”です。

“happy being”という場合の“being”の意味ですが、これは「人間」という意味になります。少し不思議に思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、“be”とは「存在している」という意味で、“~ing”は「その状態を継続している」ことですから、“being”で「生存している」という意味になるんですね。そこから転じて「人間」という意味にもなります。もちろん、生物全般を指す場合もありますが、ここでは幸せなカップルについて歌っていますから、意味的には「人間」ですね。

後半の“here’s ~”は「ここに~を挙げよう」というニュアンスです。“foreseeing”は「予知する、見越す、思う」という意味ですから、「ここに僕が思っていることを挙げていこう」と歌っているんですね。

次のパートからがサビですよ。

 

 

お互い、永遠にずっと…

曲名“For you, for me, forever more”について、まずは説明しましょう。

“forever”は「永遠に」ですが、それに“more”が付いているので、ニュアンス的には「永遠にずっと」です。“for you, for me”は「あなたにとって、私にとって」ですね。

まずは歌詞を見ていきましょう。

 

For you, for me, forever more
It’s bound to be forever more

It’s plain to see
We found, by finding each other
The love we waited for

I’m yours, you’re mine
And in our hearts
The happy ending starts

What a lovely world
This world will be
With a world of love in store
For you, for me, forever more.

What a lovely world
This world will be
With a world of love in store
For you, for me, forever more.
―ブロードウェイミュージカル “An American in Paris” より “For You, For Me, Forevermore”(作詞:Ira Gershwin)

 

永遠であるはず

“It’s bound to be forever more”の“bound to be”とは「~のはずだ」です。なので最初のパートは「あなたにとって、私にとって、永遠にずっと。それは永遠であるはずだ。」と歌っているんですね。

 

明白なこと

“It’s plain to see/We found, by finding each other/The love we waited for”は少し複雑なフレーズです。“by finding each other”は一度外して考えると、こういった文章になります。

 

  • It’s plain to see…それは見るに明らかなことだ
  • We found the love we waited for…僕らは待ちに待った愛を見つけたんだ

 

ここまではすんなりと理解できますよね。では“by finding each other”はどういう意味なのかと言うと、これは「お互いを見つけることで」です。

これを先ほどの2つの文に組み合わせると「それは見るに明らかなことだ/僕らはお互いを見つけることで、待ちに待った愛を見つけたんだ」となります。

2人が出会ったから、愛を見つけることが出来た…!なんてロマンティックな歌詞なんでしょう!

 

ハッピーエンドが始まる

3ブロック目の“The happy ending starts”とは面白い表現ですね。

ハッピーエンドとは、例えばシンデレラストーリーのような最後に幸せになって終わる物語のことですが、ここではそんなハッピーエンドが始まる…と歌っていますよね。

“I’m yours, you’re mine”は、文字通り「僕は君のもの、君は僕のもの」。続く“and in our hearts(そして僕らの心の中では)”でどうなっているのかというと、“The happy ending starts”なんです。

つまり、お互いがお互いのものとなって、心の中ではハッピーエンドより先の物語が始まるということなのでしょう。これこそが“forever more”ですね!

 

何て愛おしい世界

その次のブロックはこのように分けると理解しやすいでしょう。

 

  • What a lovely world this world will be
  • with a world of love in store
  • For you, for me, forever more.

 

“what ~”という文章が出てきたときに、疑問文でなければ「なんて~なんでしょう!」という感嘆表現になりますから、最初の1文は「この世界はなんと愛おしい世界になることでしょう!」ですね。

何故愛おしいのかというと「この世界は愛を蓄えているから」です。しかも、あなたにとって、私にとって、永遠にずっと続く愛を…。

 

いかがでしたか?世界にこんな風に愛が満ち満ちていたら素敵ですよね。お互いの愛について歌い、その幸せの度合いは計り知れないものでした。有頂天になれるような恋がしたくなりませんか?

 

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