ガスが共演したアーヴィングとツリーって誰?実在した偉人に迫る!

劇団四季ミュージカル『キャッツ(CATS)』より“Gus:The Theatre Cat(ガス/劇場猫)”の歌詞を見てみると、ガスがアーヴィングやツリーと共演したと分かるフレーズがあります。

この2人は一体誰なのか?実在したイギリスの偉人の真相に迫ります。

※全体を読みやすくするため記事の構成を変更致しました。(2017.6.30)

歌詞をおさらい

Gus:The Theatre Cat(ガス/劇場猫)”の歌詞に、次のようなフレーズがあります。

 

With anecdotes drawn from his palmiest days
For he once was a star of the highest degree
He has acted with Irving, he’s acted with Tree
―ミュージカル “CATS” より “Gus:The Theatre Cat”

 

一時はスターだったガスは、Irving/アービングとTree/ツリーと共演した(acted with)と最終行で書かれています。

劇団四季版ではいずれの人物にも触れてはいませんが、調べてみたところ、どちらもなかなかの偉人であることが分かりましたよ。

※難しい用語については次をご覧ください。

  • anecdotes drawn…描かれた逸話
  • his palmiest days…彼の全盛時代に
    in one’s palmy daysで「~の全盛時代に」という意味になります。)
  • once was a star…一時最スターだった
  • highest degree…最高潮の
    highest degreeは「極度」のという意味ですが、ここでは人気を表現しているので「最高の・最高潮の」という解釈で良いでしょう。)

 

ガスが共演したという、イギリスの偉人2人

アーヴィングとは

まずはIrving/アービングから見ていきましょう。

Gus:The Theatre Cat(ガス/劇場猫)”に出てくるアービングとは、どうやらHenry Irvingのことを指すようです。

ガスに関するwikipediaの記事から彼に関するリンクが貼ってあったので、恐らくそうではないかと思います。

日本語でアーヴィングについての解説がありませんでしたので、wikipediaからの英語文を引用と、その内容を解説していきます。少し長いですが、全て外せない内容なので引用しますね。

 

Sir Henry Irving (6 February 1838 – 13 October 1905), born John Henry Brodribb, sometimes known as J. H. Irving, was an English stage actor in the Victorian era, known as an actormanager because he took complete responsibility (supervision of sets, lighting, direction, casting, as well as playing the leading roles) for season after season at the Lyceum Theatre, establishing himself and his company as representative of English classical theatre.

In 1895 he became the first actor to be awarded a knighthood, indicating full acceptance into the higher circles of British society.
―“Henry Irving”(wikipedia)

 

ここで分かることは、アーヴィングが主役級の俳優であるだけでなく、劇場の支配人であり、かつ作品に対してあらゆる分野から携わるほどの人物であったということです。

文中に“English classical theatre”とあるように、英国の古典的な劇場であったことから、主にシェイクスピアの作品を上演していたようですよ。(現在ではLION KING等の名作ミュージカルも上演しています。)

 

※聞き慣れない用語は次をご覧ください。

 

 

ツリーとは

一方のTree/ツリーはどうでしょう?

こちらもガスに関するwikipediaの記事からリンクが貼ってあり、Herbert Beerbohm Treeであろうことが分かりました。こちらもwikipediaの説明を見ていきましょう。こちらも少し長いですが、全て外せない内容なので引用しますね。

 

Sir Herbert Beerbohm Tree (17 December 1852 – 2 July 1917) was an Englishactor and theatremanager.

Tree began performing in the 1870s.

By 1887, he was managing the Haymarket Theatre, winning praise for adventurous programming and lavish productions, and starring in many of its productions.

In 1899, he helped fund the rebuilding, and became manager, of His Majesty’s Theatre.

Again, he promoted a mix of Shakespeare and classic plays with new works and adaptations of popular novels, giving them spectacular productions in this large house, and often playing leading roles. His wife, actress Helen Maud Holt, often played opposite him and assisted him with management of the theatres.
―wikipedia”Herbert Beerbohm Tree

 

ツリーもアーヴィング同様、主役級の俳優兼支配人で、ヘイマーケット王立劇場の運営やヒズマジェスティーズシアターの再建築に携わっていたことが分かります。

また、ツリーの場合は古典であるシェイクスピア作品と、最新の人気小説を元に新たな作品を作り発表していたようです。精力的に活動されていた人物なんですね。また、女優のHelen Maud Holtが妻であることにも触れています。

どちらも舞台を愛した英国の偉人…!ガスが誇りに思う気持ちが良く分かりましたね。

※聞き慣れない用語は次をご覧ください。

 

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