囚人番号「24601」…英語でのかっこいい読み方は?

帝劇ミュージカル『レ・ミゼラブル(Les Misérables)』より“Look Down(囚人の歌)”の英語歌詞を見てみるとジャベールがジャン・バルジャンを呼ぶ時に囚人番号「24601」と呼んでいます。

普通に読めば「two-four-six-zero-one」ですが、ここではそう呼びません!実生活でも使える、少しかっこいい読み方を、みなさんにお教えします。

※全体を読みやすくするため記事の構成を変更致しました。(2017.7.3)

この曲、インパクトがすごいですよね!

私が『レ・ミゼラブル』を初めて見たのは映画だったのですが、もう、開いた口がふさがらないとはまさにその時の状況です。お腹の底にずしりずしりと響く音楽、そして何かとても重いもので押さえつけられている中、それでも歩みを進めなければいけない感覚にさいなまれました。

そんなこのオープニングは、数あるミュージカルの中でも上位に位置するくらい好きです。そんな場面から、今回は「24601」について説明します。

 

24601…何と発音しているか?

早速“Look Down(囚人の歌)”の歌詞の中身を見てみましょう。曲の中盤、ジャベールがジャン・バルジャンを呼び止めるシーンです。

 

Javert:
Now bring me prisoner 24601
Your time is up
And your parole‘s begun
You know what that means
―ミュージカル “Les Miserables” より “Work Song”

 

24601と呼び続けるジャベール

さて、まず本題に入る前に少しジャベールの話しを。

彼はこのフレーズだけでなく、それ以降もジャン・バルジャンのことを「24601」と呼び続けます。1度も彼のことをジャン・バルジャンと呼ぶことはないんですね。そこで、ジャン・バルジャンはこう言います。

 

Valjean:
My name is Jean Valjean
―ミュージカル “Les Miserables” より “Work Song”

「私の名前はジャン・バルジャンだ」と。つまり自分は番号で管理されているモノではなく、名前がある人間だという気持ちが含まれているんですね。しかしジャベールはそれに対してこう続けます。

Javert:
And I’m Javert
Do not forget my name
Do not forget me
24601
―ミュージカル “Les Miserables” より “Work Song”

 

「そして私はジャベールだ/私の名前を忘れるな/私を忘れるな/24601」という意味です。

「囚人である人間がどんな名前だろうと興味はない。そんなことよりも自分の事を覚えておけ。」という絶対的な立場からものを言っている様子がひしひしと伝わってきます。しかもそれを伝えた上でまた番号で呼んでいますからね…本当に嫌な奴です。

さて、少し話が横道に反れてしまいましたが、ここから本題に入ります。「24601」は何と発音されているかについてです。

 

 

ゼロは時に「オー」と読む

通常通り読むのであれば「two-four-six-zero-one」ですから、「トゥ-フォー-シックス-ゼロ-ワン」ですよね。しかし、「0」の部分を「zero」と読まないのが、このシーンのかっこいいところなんです。実際、どのように読まれているかというと「オー」と読まれています。

何故そう読まれるかですが、数字の「0(ゼロ)」とアルファベットの「O(オー)」の形が似ているので、「ゼロ」という変わりに「オー」と読むんですね。実際その方が言いやすいというのもあります。

日本語でも似たようなものがありますね。「0(ゼロ、零)」のことを「○(マル、丸)」読んだりします。これと同じ感覚です。

 

実生活でも使える!

この「オー」という言い方がこのミュージカルに限ったものなのかといえばそうではなく、日常でもよく使われるんです。

例えば、ホテルに泊まるとしましょう。部屋番号が「305」であれば「three-o-five(スリー-オー-ファイヴ)」と読みます。日本語では「サン-マル-ゴ号室」なんて言ったりするのと同じですね。

また、「3005」のように「0」が続いた場合は「three-double o-five(スリー-ダブルオー-ファイヴ)」です。double(ダブル)は「2つの」という意味ですから、こう表現されるんですね。有名な映画『007』も日本語の読み方「ゼロゼロセブン」とは読まずに「ダブルオーセブン」が正しい読み方です。

ちなみに正確な発音は「ダブル」と「オー」をつなげて「ダブロー」となります。「3005」でしたら「スリー-ダブロー-ファイヴ」、「007」であれば「ダブローセブン」ですね。

なお、続く数字の先頭が「0」だった場合は「オー」ではなく「ゼロ」と発音します。「オー」と発音するのは、あくまでも数字の間に挟まったときです。なので「02601」だった場合は「zero-two-six-o-one(ゼロ-トゥ-シックス-オー-ワン)」です。

それにしても「24601」は曲のリズムにピッタリはまっていて、とてもいいですよね。曲が先に出来たのか、歌詞が先に出来たのか分かりませんが、最高にフィットしています。

また、「4(フォー)」と「0(オー)」が韻を踏んでいるので、英語版だとより滑らかに聞こえますよ。英語版で聴く時は是非よく聴いてみて下さいね。

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