Old Deuteronomyの名前の由来とは?

ミュージカル“CATS”よりOld Deuteronomy(デュトロノミー/長老猫)の英語歌詞を見てみると、Old Deuteronomyの名前の由来について書かれています。宗教的な意味もあり、なかなか重厚感のある彼の名前。長生きというだけでなく、名前からも彼の立派さが伝わってきますよ。

さて、ここでは『キャッツ ポッサムおじさんの猫とつき合う法』の注釈を引用して、Old Deuteronomyの名前の由来を紹介します。

『旧約聖書』「申命記(しんめいき)」のこと。モーセの説教と律法から成る。猫の名前は、そこから採られた。
―T.S.エリオット『キャッツ ポッサムおじさんの猫とつき合う法』(p.55)

なかなか神々しいというか、宗教的な名前だったんですね。Old Deuteronomyは通称「デュト様」と呼ばれていたりしますが、これを読むと「様」と呼ばれるにふさわしい名前な気がします。

ここでふと気付いたのですが、ジェリクル達の集いで、人生をやり直せる猫を1匹選定しますが、この設定が「キリストの復活」と少し似ていますね。知れば知るほどOld Deuteronomyとキリスト教は深いつながりがあるような気がします。

もともと原作の『キャッツ ポッサムおじさんの猫とつき合う法』にはこの「甦り」の設定はありません。猫を面白おかしく紹介する詩集ですので、もしかしたらミュージカル化される際にOld Deuteronomyの名前と関連付けて、「甦り」を主軸に置く物語にしたのかもしれません。

それに1匹を選定するのはデュトロノミーの役割ですから、ミュージカルでは重要なポジションですもんね。機会があれば、この関係性も調べてみたいところです。

宗教的な関わりが強いと分かる記事は次をご覧ください:


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