『カブキブ!』~舞台好きの方が読むべき本~

舞台好きの皆さんは、きっと劇場へ足を運ぶことが何よりの楽しみでしょう。私も劇場に着いて、着席し、舞台を前にした時が一番興奮する時です。

そんな舞台好きの皆さんは、「歌舞伎」というジャンルの舞台をご覧になったことがありますか?

「歌舞伎って、白塗りで、派手で、格式高い、何だかよくわからないけど江戸っぽいアレだよね」と思った方、そうですアレです。

でも1つだけ間違っていることがあります。それは「格式高い」という点。今では日本の誇るべき伝統芸能になりましたが、元はといえば江戸庶民の芸能。むしろ、武士は観られない…というくらい庶民にとっての芸能だったんです。ですから、もっともっと気軽に足を運んで良いんです!

とはいえ、ちょっと何話してるのか良く分からないし…と、歌舞伎の壁を突破できないでいる方のために、この小説をご紹介します。

小説のあらすじ

祖父の影響で歌舞伎好きになった来栖黒悟(くるす・くろご)が、「歌舞伎の楽しさを知ってもらいたい」という一心で、部活「歌舞伎部」の立ち上げに奮闘するところから、この小説は始まります。

小説、といっても超がつくほどのライトノベル。全て活字ではありますが、漫画では体験できないほどの映像をイメージ出来てしまうくらい、文章表現に富んだ作品です。作家は榎田ユウリ。なかなか歌舞伎の良さを分かってくれない同級生がいる一方で、1人そしてまた1人と部員を増やしていきます。

その部員たちというのが個性に富んでいて愛おしい。

 

  • ITを駆使し来栖の右腕となる親友
  • 男前な美しさから宝塚の要素を放つ部員
  • 見た目は男、心は乙女な日舞名取の部員
  • シェイクスピアの都、イギリスから来けど歌舞伎に憧れる部員
  • バレエに苦い思い出のある部員

 

などなど…そして、梨園の名門で御曹司の同級生は、部員ではないものの、常にその動向を常に気にしています。

こんな風に全ての舞台芸術の要素が散りばめられているところが、また素晴らしい。決して歌舞伎だけに特化したお話しではないんです!

きっとシリーズを読み続けるうちに、こんな部活に入りたい・入りたかったと心から強く願うはずですよ。

 

管理人あきかんのひとこと

  • ただ楽しいだけではなく、各登場人物の暗い過去やいじめなど、そういった思春期ならではの心情表現も非常に豊か。舞台芸術抜きに、青春モノの小説としても十分楽しめます。
  • 注目すべきは高校生だけではありません!歌舞伎部を中心に協力する大人たちの姿にも、強く心を動かされますよ。

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