‘S Wonderful/英語歌詞を徹底分析!

劇団四季ミュージカル『パリのアメリカ人(An American in Paris)』より“‘S Wonderful”の英語歌詞を見てみると、ジェリーとアンリがとても幸せそうに恋する相手について歌っていることが分かります。

どちらも恋する相手がリズだとは知らずに歌っているのがチャーミングなこの曲ですが、どのような内容なのでしょうか?

 

“’s”って何?

この曲のタイトルにも、歌詞の中にも度々登場するのが“’s”ですね。これってどういう意味なのでしょうか?

これは“it’s”の略です。“it’s”と発音する場合、ほとんど“it”が聞こえず“’s”しか耳に入ってきません。これを忠実に表記するとこうなるんですね。つまり、この曲題は“It’s Wonderful”と言っており「それは素晴らしい」という意味になります。

何が素晴らしいのかというと、これは言うまでもなくリズのことです。お互いが恋敵とは知らないジェリーとアンリは、それぞれが恋する女性(リズ)について何と素晴らしい人物かを歌い上げています。

では、具体的にどんなことを歌っているのか見ていきましょう。

 

‘S wonderful! ‘S marvelous!
She should care for me!
‘S awful nice! ‘S paradise!
‘S what I love to see!
―ミュージカル “An American in Paris” より “’S Wonderful”

 

“’s”で始まるところだけを抜き出すとこうなっています。

 

  • wonderful!…素晴らしい
  • marvelous!…とても素晴らしい
  • awful nice!…酷く良い
  • paradise!…楽園(パラダイス)
  • what I love to see!…見ていて大好きなもの

 

リズに対する称賛が凄いですよね!“She should care for me!”というのは「彼女は僕のことを気にかけてくれる」という意味ですから、一方的な愛情ではなく、リズの方も僕に愛情をかけてくれているんだと、満足しながら歌っているわけですね。

 

 

リズへの忠告

こんなに素晴らしい気持ちになってしまって、有頂天になる2人は続いてこんな風に歌います。

 

She’s made my life so glamorous
You can’t blame me for feeling amorous
―ミュージカル “An American in Paris” より “’S Wonderful”

 

まず最初のフレーズは「彼女は僕の人生をとても魅力に満ちたものにしてくれた」と歌っています。人生バラ色とはよく言ったものですが、まさにリズに出会って世界が変わったという感じですね。

そしてそのあとこの場にはいないリズに対してこんな風に忠告をしています。それは“you can’t blame me”とは「君は僕を責めることが出来ない」です。どんなことに対して責めることが出来ないのかと言うと、“for feeling amorous(恋する気持ち)”です。ですから、「僕の恋する気持ちが募ったとしても、君は僕を責めることが出来ない」と歌っているんですね。

なんて平和で、有頂天で、まっすぐな歌なんでしょうか。こんな風に人を好きになりたいものですね。

 

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