ジプシーを軽蔑!「酒場の歌」でフロローがこぼす5つの言葉

ミュージカル『ノートルダムの鐘(The Hunchback of Notre Dame)』より”The Tavern Song (Thai Mol Piyas)(酒場の歌)”の英語歌詞を見てみると、酒場で酔っぱらいながら楽しむジプシー達の様子を見て、彼らを軽蔑した5つの言葉をフロローがこぼします。その言葉とは何でしょうか?1つずつ英語で見ていきましょう。

※CDでは上演される一部の曲しか収録されていないため、本サイトでは、曲名・曲順・歌詞は全て上演内容に順じています。参考サイトは次の通りです。CDの内容とは一部異なりますので予めご了承下さい。(参考サイト:LYRICS TO DISNEY’S HUNCHBACK OF NOTRE DAME MUSICAL (LA JOLLA PLAYHOUSE AND PAPER MILL PLAYHOUSE)

※全体を読みやすくするため記事の構成を変更致しました。(2017.4.25)

The Tavern Song (Thai Mol Piyas)(酒場の歌)”の歌詞に、次のようなフレーズがあります:

Base and lewd and blasphemous
This vile, depraved display
―ミュージカル “The Hunchback of Notre Dame” より “The Tavern Song (Thai Mol Piyas)”

and”や“,”で区切られながら羅列されている1つ1つの単語が、まさにフロローがジプシー達を軽蔑している5の言葉です。1つずつ抜き取っていくと次のようになります。

  1. Base…(人・行為などが)卑しい、下劣な
  2. lewd…みだらな、わいせつな
  3. blasphemous…不敬な
  4. vile…下劣な、不道徳的な、下品な
  5. depraved display…堕落したこのありさま
    depravedが「堕落した」、displayが「見せる、表に出す」と言う意味です。ここでは吐き捨てるように歌っているので、「堕落したこのありさま」という意味合いでよいでしょう。)

どうですか?フロローの体の奥から吐き出されるようなこの言葉の数々…聖職者の立場としてはお酒も女性も禁じられていますが、その上に自身が毛嫌いするジプシー達です。フロローの立場からすれば、目に入れること自体が不愉快な光景でしょう。しかしながら、彼は直後、このようにも歌っています:

I cannot bear to watch
And yet I cannot turn away
―ミュージカル “The Hunchback of Notre Dame” より “The Tavern Song (Thai Mol Piyas)”

とても見ていられないような様子なのに、顔をそむけることが出来ないフロロー。にもかかわらず、目をそらすことが出来なかったのは何故なのでしょうか。

1つは淫らな様子のフィーバスに、女と酒におぼれた自分の弟に重ねたから、もう1つは、エスメラルダから目をそらすことが出来なかったからでしょう。

理性とはうらはらに、エスメラルダに心が惹かれていくフロロー。あらゆる感情が複雑に絡み合ったこのほんの短いシーンですが、人間的な感情が一度に集まったこの瞬間のフロローが私はとても好きです。フロローの人間的な感情が静かに絡み合う様を表現しているのが、このフレーズと言えますね。

♪『ノートルダムの鐘』の曲一覧はこちらから:ノートルダムの鐘/英語歌詞を徹底分析!日本語で意味を理解しよう

⇒【ノートダムの鐘】オリジナルキャスト画像集はこちら☆・’

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