トプシー・ターヴィーにおける、クロパンの呼び込みを英語で知ろう

ミュージカル『ノートルダムの鐘(The Hunchback of Notre Dame)』より“Topsy Turvy Part.1(トプシー・ターヴィー/パート1)”の英語歌詞を見てみると、冒頭でクロパンが軽やかに呼び込みを行っていることが分かります。日本語でいえば「寄ってらっしゃい、見てらっしゃい」ですが、英語では何と言っているのでしょうか?一緒に見ていきましょう。

※CDでは上演される一部の曲しか収録されていないため、本サイトでは、曲名・曲順・歌詞は全て上演内容に順じています。参考サイトは次の通りです。CDの内容とは一部異なりますので予めご了承下さい。(参考サイト:LYRICS TO DISNEY’S HUNCHBACK OF NOTRE DAME MUSICAL (LA JOLLA PLAYHOUSE AND PAPER MILL PLAYHOUSE)

早速“Topsy Turvy Part.1(トプシー・ターヴィー/パート1)”の歌詞を見てみましょう。クロパンを中心に、祭りの呼び込みからこの曲は始まります:

Come one, come all
Leave your looms and milking stools
Coop the hens and pen the mules
―ミュージカル “The Hunchback of Notre Dame” より “Topsy Turvy Part.1”

  • Come one, come all…こぞって来たれ
  • loom…はた織機
  • milking stool…半円形の座部のついた3本脚の低いスツール(恐らく乳搾りをする時に使う低い椅子のことだと思われます)
  • coop…おり(かご)に入れる
  • hens…めんどり
  • pen…囲う、おりに入れる
  • mules…ラバ

Come one, come all”のフレーズについて、先に記載した辞書では「こぞって来たれ」と訳されています。このフレーズを直訳すると、「1人(one)でおいで、みんな(all)でおいで」となりますから、そこから転じて「こぞって来たれ」という意味になったのでしょう。

もちろん、「こぞって来たれ」でも問題ありませんが、お祭りの呼び込みの場合「寄ってらっしゃい、見てらっしゃい」をよく耳にしますよね。”Come one, come all”はこういう意味で使われますから、もし英語で呼び込みをする機会があるならば、是非”Come one, come all”と言って観客を集めて下さい(笑)

さて、それに続く歌詞では具体的な様子が歌われています。どんなことを言って人々を呼び込んでいるのか見てみましょう。まず、このブロックでは次の2つです。「作業の手を止めて」というのがここで歌われている内容です。

  • Leave your looms and milking stools
  • Coop the hens and pen the mules

1つ目のLeave yourは“loon”と”milking stools”にかかりますので、描かれている作業は次の4つになります:

  1. Leave your looms
    ⇒はた織機を置いて
  2. Leave your milking stools
    ⇒乳搾りのスツールを置いて
  3. Coop the hens
    ⇒めんどりをおりに入れて
  4. pen the mules
    ⇒ラバをおりに入れて

まさに今行っている作業をやめて「みんなでこっちにおいでよ」という様子が伝わってきますね。次のブロックではどんなことが歌われているのでしょうか?

Come one, come all
Close the churches and the schools
It’s the day for breaking rules
Come and join the feast of…

Clopin:
Fools!
―ミュージカル “The Hunchback of Notre Dame” より “Topsy Turvy Part.1”

  • Feast of Fools…愚者の祭り/阿呆(あほう)祭り、特に中世フランスで1月1日ごろ教会の行事に模して行われた無礼講

ここではこんなことが書かれています。

  • Close the churches and the schools

単語もそんなに難しくありませんね。Closeは“the churches”と”the schools”にかかっているので、歌われている内容は2つです。

  1. Close the churches
    ⇒教会を閉めて
  2. Close the schools
    ⇒学校を閉めて

つまり、パリの人々が通う教会や学校も閉めてしまって「祭りにおいでよ」と誘っているのです。こちらは手を止めて…というよりも「足を止めて」ですね。

いかがでしたか?呼び込みの部分では全体を通して「今やってることの手(足)を止めて祭りに来てよ」ということが歌われていると分かりましたね。こんな呼び込みをされたら、仕事も学校も行くのをやめてしまいそうです!

トプシー・ターヴィーがどんなお祭りなのかについては、こちらの記事をご覧ください。

また、この2ブロックの直後にあるクロパンの台詞が、ジプシー達、そして奇跡御殿(Court of Miracles)を理解する上で非常に重要な内容となりますので、併せてご覧ください。

♪『ノートルダムの鐘』の曲一覧はこちらから:ノートルダムの鐘/英語歌詞を徹底分析!日本語で意味を理解しよう

⇒【ノートダムの鐘】オリジナルキャスト画像集はこちら☆・’

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