音楽が好きな人向けのお仕事①出る/出演者

こちらのページでは「出演者として音楽に関わりたい!」という人向けに、各仕事について簡単にまとめています。
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目次
オーケストラ・オペラ
指揮者
管弦楽団や交響楽団を指揮する人。
音楽大学の指揮科で学ぶか、海外で個人教授を受けるのが一般的。
作曲を学んだ後に指揮者になる場合もある。
音楽と楽器に対する深い理解、作曲家の意図、演奏家たちの才能を引き出すコミュニケーションスキル、そしてプロデューサーとしてオーケストラを率いる力の全てを備えていなければならない。
クラシック演奏家
クラシック音楽のソリスト(独奏者)。
コンサートでソロで演奏したり、スタジオで録音したりする。
ピアノ、バイオリン、チェロ、フルート、クラリネット、オーボエなどが有名。
ほかの楽器はソロで演奏する作品が少ないので、ソリストとなるのはむずかしい。
小さいときから基礎を学び、音楽大学などで専門教育を受けるのが一般的で、海外で訓練や経験を重ねる場合も多い。
オーケストラ団員
交響楽団に所属するクラシック演奏家のこと。
ただし、交響楽団は常に楽団員を募集しているわけではないため、音楽大学を卒業しても交響楽団に入るのは容易でない。
音楽教師になったり、アルバイトをしたり家族の援助を受けながら、演奏家としての活動を続けることも。
声楽家
クラシックの歌曲やオペラを歌う人。
ソロの歌い手として独立できる人はごくわずかで、一般的にはオペラ団体や合唱団に所属する。
しかし、声楽家として生計を立てている人は非常に少ないのが現状。
小さいころから先生について、発声の基礎やピアノなど音楽的教育を受け、海外や国内の音楽大学の声楽科で学ぶのが一般的。
ピアニスト
ピアノ演奏のこと。
高度な技能と知識が必要なため、独学でなるのは難しい。
音楽大学や短大、専門学校に進学するか、ピアノの専門家に師事してレッスンを受ける必要がある。
ピアニストとして生活していけるのは一部に限られている。
そのため、ブライダルプレイヤーや楽器インストラクター、楽器店のデモンストレーターなどの仕事をする人が多い。
歌手・ミュージシャン
音楽タレント
ポップミュージックのアーティストやアイドルのこと。
卒業・解散などをするため、解散人生の一時期だけ活動する人が多い。
大手レコード会社からデビューする「メジャーデビュー」と、独立系の小さなレコード会社からデビューする「インディーズデビュー」とがあるが、大きな違いはない。
デビュー方法は、オーディション、持ち込み、ライブで発掘されるなどがあるが、持ち込みの99%はボツになると言われる。
主に声と曲とルックスが判断基準で、デビューして2~3年後に、生き延びるかどうかプロダクションから判断が下る。
生き延びるか廃棄処分かの基準は、レコードの売り上げやライブ動員数で判断される。
歌手
ジャンルは演歌、歌謡曲、ジャズ、ラテン、ロックなどと多岐にわたる。
歌唱力は専門の学校や教室で訓練すれば上達するが、声は天性のものなので、誰もが歌手になれるわけではない。
自ら望んで歌手になる人もいるが、周囲が才能に気づいてすすめることもある。
もちろん音楽的な素養も大切だが、多くの人を魅了する声を持っているかどうかのほうが重要。
シンガーソングライター
歌手でありながら、作詞・作曲も行う人。
基本的にはポピュラー音楽(ポップ)の歌手を指すことが多く、中には楽曲を他人に提供することも。
自身で楽器が弾けることが条件で、歌詞・作曲・歌唱力の全てにおいてセンスが問われる。
ミュージシャン
音楽アーティスト、アイドル、歌手がレコーディングやライブコンサートをする時に伴奏する人。
作曲や編曲をすることもある。
楽譜が読めることが最低条件で、高い演奏能力を必要とする。
フリーで仕事をする人やミュージシャンの斡旋業者に登録しているケースもある。
技術は音楽大学や専門学校などで専門教育を受けるのが一般的だが、楽器によっては独学で身につける場合もある。
コーラス・アーティスト
コンサートやライブ、CDの録音の際などにアーティストのバックコーラスを担う歌手のこと。
補助的に歌を歌ったり、ハミングしたりしながら、ハーモニーを担当することで、歌に厚みを持たせるのが役目。
歌唱力があることが絶対条件となるが、あくまでもメインヴォーカルを引き立てる役割であり協調性が求められる。
ドラマー
バンドでドラムを担当する人をドラマーという。
演奏のテンポキープはドラマーが握っている。
トランペッター
トランペット奏者のこと。
クラシックからジャズにいたるまで活動ジャンルの幅は広い。
たった3つのピストンと自らの口を使ってさまざまな音をコントロールすることがトラペットの魅力だが、超高音域は限られた演奏者にしか出せないとも言われる。
パーカッショニスト
打楽器を演奏する人。
パーカッションとは本来打楽器全般を指すが、ドラムスティックでドラムを叩く奏者を「ドラマー」、それ以外の打楽器を担当するものを「パーカッショニスト」と呼ぶケースが一般的。
ジャンルや曲によっても使う楽器の種類は違ってくるが、さまざまな打楽器を操えるのがパーカッショニストの魅力といえる。
ベーシスト
ベースの演奏を担当する人のことで、バンド全体を見渡す役割を持つ重要なパートといわれている。的確なリズムを刻み、ビート感を創り出す技術力が必要とされる。