劇団四季アルバイト(劇場クルー)へ応募予定の方が知っておくべき事

劇団四季では2020年8月23日(日)まで劇場クルーのアルバイトを募集しています。

劇場クルー経験者の私宛に、個別でご相談を頂くケースが増えてきましたので、私が皆さんにお伝えしていることをこのページにまとめます。

なお、こちらの記事は現在の劇団四季の状態を正確に示すものではありません

あくまでも私が働いていた当時の情報を元にまとめておりますので、予めご了承ください。

 

自己紹介

 

説明に入る前に、簡単に自己紹介をします。

このブログ「LOVE performing arts」を運営する、管理人のあきかんです。

玉川大学芸術学部パフォーミング・アーツ学科で舞台芸術を専攻していました。

 

私が劇団四季の劇場クルーをしていたのは2009年9月~2011年1月。

大学卒業後にアルバイトに応募し、横浜キャッツシアターで採用され、半年後に自由劇場へ異動。その期間中に春、秋、海へヘルプに行くこともありました。

後に正社員登用のお話も頂きましたが、結婚を視野に入れる中で続けることは難しいと判断し辞退しています。

劇団四季退職後は、求人広告系の広告代理店に7年勤めています。

 

舞台芸術を専攻した経験、劇団四季で劇場クルーとして働いた経験、求人系広告代理店で働いた経験を踏まえ、応募予定の方が考えるべきことをまとめます。

 

募集要項の解説

仕事内容

 

今回記事にしているのは次の募集に関してです。

 

 

仕事内容は大きく分けてこのように説明されています。

 

・ 入場受付

 

・ クローク

 

・ 各種貸出

 

・ 案内・誘導

 

しかし細分化すると、数多くのポジションが存在し、業務は多岐に渡ります。

どのような仕事をするか各ポジションごとにまとめていますので、参考にしてください。

 

研修制度

 

研修は主に春・秋劇場で行われていました。

各劇場に所属している先輩から接客、1日の流れなどを学び所属劇場が決定します。

 

キャリアアップ

 

劇場クルーのキャリアを3つに分けると次のようになっています。

 

・ 劇場クルー … アルバイト

 

・ 準契 … 準契約社員の略。アルバイトを取りまとめる立場で、リーダーのような存在。劇場クルーから昇格すると、この立場になる。

 

・ 劇当 … 劇場当番の略。各劇場の案内係を取り締まる社員であり、裏方スタッフや俳優と連携をとりながら、舞台が安全に公演するよう努める。準契が昇格し、この立場になることもある。

 

準契と劇場当番のポジションには限りがありますが、スキルに応じてはキャリアアップも見込める職場です。

 

勤務形態

 

応募フォームの中にも記載がある通り、基本的には全公演日、マチネ・ソワレに出勤出来ることが望ましいでしょう。

 

公演日程に則したシフト制(1公演につき約5.5~6時間)
公演スケジュールをご確認ください ※休演日が休日

<1公演の参考時間>
平日:昼公演11:45~17:15/夜公演16:45~22:15
日祝:昼公演11:15~16:45/土曜日11:15~21:45

劇場案内スタッフ(チケットもぎり、クローク、客席案内等案内業務全般)

 

募集要項には「希望シフト制」と書かれていますので、全公演出勤しなくても良いかもしれません。

しかし、チームワークが重要になる仕事ですので、出勤日数が多い方が自分の経験も上がり全体での連携の取り方もうまくなります。

お客様にとって居心地の良い劇場空間を保つためにも、組織としても安心して任せられるのは現場での経験を積んでいるスタッフです。

この点を踏まえて、応募するかどうかを判断してください。

ちなみに、自由劇場は定期的に作品が入れ替わるため、休演日にも出勤する場合がありましたよ。

 

※ 併せて「よくある質問」もご覧ください。

 

応募前に考えておきたいこと

 

よく頂くお問い合わせにこんなものがあります。

 

・ 少しでも舞台に関わる仕事をしたいんです。

 

・ 劇団四季をサポートしたいんです。

 

・ ミュージカル俳優が好きなので、少しでも近くにいたいんです。

 

もし、あなたがこんな気持ちで劇団四季の劇場クルーを応募しようとしているならば…辞めましょう

厳しい意見になりますが、舞台に関わる仕事、劇場で働く仕事というのはこういうことです。

 

・ 劇場に来場する観客に従事すること。

 

・ 自分が公演を観る時間が減るということ。

 

・ 給料を頂きながら、舞台に携わる人、観客の安全を守ること。

 

・ 自分にとって非日常空間だった劇場が、日常空間になること。

 

・ ミュージカル作品にお金を払う立場ではなく、売る立場になるということ。

 

挙げればまだまだありますが、立場は今までと180°変わります

熟慮した上で、仕事がしたいと考えたら応募してください。

 

そして最後に。

これは劇団四季に関わらずどんな求人でもそうですが、次の考え方だけで採用されても、いつか必ず限界がくる…というのが私の考え方です。

 

・ その会社に入りたくて、その会社の考え方に自分の考えを寄せていく。

 

考えを寄せていくだけでは、結局その会社の現状をなぞるだけ守ることも発展させることもできません

あなたはその会社に入って、どんなふうに関わり、どんなふうに影響し、守るべきところを守り、発展させていきたいですか?

 

「学ぶ」姿勢は大事です。

大きく学び、大きく経験した上で、その先どうするかを常に考えていきましょう。

劇団四季の募集要項に書かれる「接客・マナーを学びたい方」「舞台に携わる仕事がしたい方」「お客様の “人生の感動” や “生きる喜び” を届けたい方」とはそういうことを指していると、私は考えています。

 

いかがでしたか?

劇団四季の劇場クルーや、舞台に関わるということについて考えるきっかけになったら幸いです。

 

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