『ウィキッド』好きは原作を読むな!でもあらすじを知って発見はある

ミュージカル『ウィキッド(Wicked)』が、作家グレゴリー・マグワイヤによる小説が元になっていると知っている方は、どのくらいいらっしゃるでしょうか。

ミュージカルが好きな方は「原作」という単語すら、頭をよぎらないかもしれませんね。

私は原作があると知った時から「読みたい」と思っていました。そして、とうとう読みました。

しかし、その内容はミュージカルとはかけ離れた、想像を絶するものだったのです。

アルバムを視聴/楽譜 ・アルバム(英語):Wicked
・楽譜:

 

この本との出会い

 

 

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ずっと、読まなければいけない作品だろうなとは思っていたんです。

『ウィキッド』は原作があるミュージカル作品ということは知っていましたし、ミュージカルを観て、メッセージ性が強い作品だと感じてはいたので、遅かれ早かれ読むつもりではいました。

近所の図書館にあることも確認済みだったので、出産前に読んでしまおうと妊娠6ヶ月辺りで一気読みすることに。

少々長い作品ではあるものの、単純に装丁が好きだし、魔法使い系の話は大好きなので「読めるでしょ!」と軽い気持ちでレンタルしました。

 

感想

 

結論、妊娠6ヶ月で読む本ではありませんでした(爆)。

後味が悪い、暗雲が立ち込める、救いがない、不可解、不気味…これが感想です。

気味の悪いシーンや気分の悪くなるような描写がそこかしこに登場するので、賛否両論あると思います。

オズの魔法使い』が児童向けの物語なので、『ウィキッド』も児童向けでしょう!と思ったら、大間違いです。

そしてミュージカル『ウィキッド』の世界観が好きな方は、原作の世界観を受け入れるのにかなり抵抗があると思います。

何故なら、原作で描かれているのはミュージカルでは描かれていない内容がほとんどだから。

エルファバを中心にうごめく世界観は、ミュージカルで観る華やかなそれとは似ても似つかないものです。

上下巻ある長めの作品ではありますが、一見手を出しづらいと思われる『レ・ミゼラブル』や『オペラ座の怪人』のような古い作品の方が断然読みやすいです。

LOVE performing arts
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もし原作『ウィキッド 誰も知らない、もう一つのオズの物語』を読む場合は、ある程度覚悟を持って読み始めた方が良いです。

そして、一気読みしてください。

一気読みした後に、もしあなたの中に残るものがあるのなら…それが『ウィキッド』という作品が伝えたいメッセージです。

 

「あなたはこの作品をもう一度読みますか?」

 

もし、こう質問されたら私は次のように答えます。

 

「読みます。いえ、読まざるを得ません。この作品からあのようなミュージカルが生まれたワケを、私はまだ読み解けていませんから…

 

もし、原作を読むことに抵抗があるな…という方は、ドラゴン時計の存在を理解しておくだけで、ミュージカルの理解度が随分変わると思います。

ドラゴン時計とは、舞台セット上部に設置されている、大きなドラゴンの元になっているものです。

原作では重要な場面で何度か登場します。詳しくはこちらの記事でまとめていますので、是非併せてご覧ください。

 



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