ミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(Hedwig and the Angry Inch)』解説・考察の音声配信一覧です。
また、解説・考察本を執筆するに当たって参考にした資料(映画、本、音楽など)も一覧にしています。
観劇の予習・復習にお役立てください。
『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の解説・考察本を執筆しました!
ヘドウィグが探し求めた「カタワレ」とは?何故「ベルリンの壁」が登場するのか?「愛の起源」を解説しながら、ミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の中毒性に迫る考察本。
台本と映画を踏まえてながら、プラトンの『饗宴』に影響を受けた「愛の起源」、ドイツの歴史、旧約聖書「アダムとイヴ」の3つの視点から作品に切り込んだ1冊。
Kindle(電子書籍)、ペーパーバック(紙書籍)、いずれも Amazon で販売中。
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目次
音声配信 一覧
旧有料サークル「ミュージカレッジ」にて配信した音声の一覧です。
「愛の起源」について
配信日:2022年1月16日
内容:『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の核を担う「愛の起源」と、それの元となっている哲学について解説します。なお、男性、女性と言う場合、生物学的なそれを指します。予めご了承ください。
- 「愛の起源」とは何か
- 『饗宴』とは何か
- ヘドウィグで描かれる「愛の起源」とは何か
「ベルリンの壁」について
配信日:2023年2月25日
内容:『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』で面白いのは、ヘドウィグの葛藤の種となっている「男女の概念」と「自由の概念」を「ベルリンの壁」で描いていることです。
本作における「ベルリンの壁」について、熱く語っています。補足の記事と併せて、お聴き頂くと、より理解が深まると思います。
- 男女の壁
- 自由の壁
登場するドイツ要素5つ
配信日:2023年2月25日
内容:『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』で凄いな…と恐れおののくのが、ベルリンの壁に加えてこの5つを登場させているところです。
- カント
- 卐(さかさまんじ/ハーケンクロイツ)
- アウシュビッツ強制収容所
- クリスタル・ナハト
- ヒトラー
『グッバイ、レーニン!』の感想
配信日:2023年2月25日
内容:『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』が好きで、ヘドウィグの生きていた東ベルリンの雰囲気を知りたいという方にオススメします。
- 知ったきっかけ
- 内容
- 感想
解説・考察本を出版したよ!
配信日:2022年2月21日
内容:『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の解説・考察本を出版しました。どのような内容か、簡単に解説しておりますので、参考になさってください。
イツハクを通して見えること
配信日:2023年2月27日
内容:この2点を押さえると、ドイツ人であるヘドウィグとイツハクの関係性に、深い悲しみと喜びを感じられるようになるはずです。
- イツハクはユダヤ人
- イツハクのドラァグ・クイーン名はクリスタルナハト
天才的な構成
配信日:2023年2月27日
内容:作品全体の構成について話しています。
- 神話と実話
- ドイツ要素の絡め方
- キャスティング
今回で『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』が最終回になります。リアルタイムでのアウトプット、かなりの挑戦でしたが、無事本も出版でき、実りのある2ヶ月間でした。勉強になる2ヶ月間を有難うございました。
解説・考察本を出版したぜ…
配信日:2023年2月27日
内容:『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の本を出版しました!…ということを、テンション高めに話しています。
解放されたので、話したい事話しまくって、何言っているか分からなかったらすみません。
『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』に出会えて幸せでした。産みの苦しみよりも、勉強の苦しみの方が強い作品でしたが、やり切った感あります。リクエスト下さり、有難うございました。
参考資料 一覧
解説・考察本を執筆するに当たって参考にした資料(映画、本、音楽など)の一覧です。
『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』英語台本
音声配信をする上で、こちらの英語台本を参考にしました。台詞、歌詞はもちろん、登場人物の設定、ト書きなどを読むことができ、作品の全体を俯瞰して見ることができます。
映画
ミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の、ミュージカル映画版です。本作を制作したジョン・キャメロン・ミッチェル(John Cameron Mitchell)と作曲家のスティーヴン・トラスク(Stephen Trask)が出演している。
『饗宴』
ミュージカレッジ更新『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』でテーマの1つとなっている「愛の起源」は、プラトンの『饗宴』でアリストファネスの説をもとにしています。学者たちが「愛とはなにか」を議論する宴の場で、アリストファネスが愛をどのように説いたか、実際に読んでみると、作品への理解が深まりますよ。
映画『グッバイ、レーニン!』
ベルリンの壁に対する理解を深めるために観た1本。東西ドイツ統一を背景に、時代の変化に翻弄されながらも心の絆を保とうとする家族の姿を、ユーモアを交えて描いたヒューマンドラマ。
CD
ニール・パトリック・ハリス(Neil Patrick Harris)がヘドウィグを演じている、サウンドトラックです。
それでは皆さん、良い観劇ライフを…
以上、あきかん(@performingart2)でした!
こんにちは!
ミュージカル考察ブロガー、あきかん(@performingart2)です。