ミュージカル『ハミルトン』を観るニューヨークへの旅は、JTBのツアー(航空券+宿泊先+自由行動のパッケージ)を利用しました。
宿泊先のホテルは自分達で選ぶことが出来なかったのですが…なんと!!!
偶然にも指定されたホテルは、ミュージカル『レント(RENT)』の “Christmas Bells” 歌詞内に出てくるホテル「ホリデー・イン(Holiday Inn)」だったではありませんか!
こんな偶然めったにないと感謝しながら、まだ見ぬホテルに泊まれることを心待ちにしていました。
JTBではCランクという表示でしたが、実際泊まってみた感想をまとめたいと思います。
『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の解説・考察本を執筆しました!
ヘドウィグが探し求めた「カタワレ」とは?何故「ベルリンの壁」が登場するのか?「愛の起源」を解説しながら、ミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の中毒性に迫る考察本。
台本と映画を踏まえてながら、プラトンの『饗宴』に影響を受けた「愛の起源」、ドイツの歴史、旧約聖書「アダムとイヴ」の3つの視点から作品に切り込んだ1冊。
Kindle(電子書籍)、ペーパーバック(紙書籍)、いずれも Amazon で販売中。
Kindle Unlimitedを初めてご利用の方は、体験期間中に0円で読書可能!
目次
Holiday Inn と『RENT』との関係
Holiday Inn とは、インターコンチネンタルホテルズグループが展開するホテルブランドです。
今回泊まってみて、日本のビジネスホテルっぽい感じかなという印象を受けました。
『RENT』では “Christmas Bells” の中でこのホテルの名前が登場します。
SOLOIST:
‘Rudolph the red nosed reindeer‘ALL FIVE:
Rudolph the red nosed reindeer
No room at the Holiday Inn — oh no(A few flakes of snow begin to descend.)
And it’s beginning to snow
―ミュージカル“RENT”より“Christmas Bells”
この色文字のところがそうですね。
歌詞解説は次の記事で行っていますので、是非ご覧下さい。
Holiday Inn Lower East Side/ホリデイ イン ロウワー イースト サイド
場所・チェックイン時間
JFK国際空港への到着が朝の9:00だったこともあり、ホテルの場所を確認しがてら、荷物だけ置かせてもらおうとホテルに向かいました。
空港で手荷物を待っている時間や、乗りなれない地下鉄の乗り継ぎで少々時間がかかり、ホテルの最寄駅に着いたのが、正午過ぎだったように記憶しています。
駅についたらとても親切なアジア系アメリカ人が、ホテルまで道案内をして下さいました。アメリカ、ほんと親切な人が多い(涙)。
町並みは可もなく不可もなくといった感じで、最低限のものは揃っている感じでした。
Essex St駅(エセックス・ストリート駅)の上にはスーパーがあるし、駅のすぐ近くにはセブンイレブンがありました。
スーパーは利用しませんでしたが、セブンイレブンはよく利用させて頂きましたよ。
ホテルに着き、ダメもとで「時間的にチェックイン前だが、チェックインできたりしないか」確認。すると快くOKを頂き、チェックイン出来ることに!
親切なホテルのおかげで、3時間も早くチェックインでき、荷解きをしてから3時間程寝ました(笑)。12時間のフライトは体にこたえますから、本当に有難かったです。
とにかく、フロントの方、お掃除の方とても明るくて親切。気軽に声をかけてくれるので、こちらも声を掛けやすかった印象です。
泊まっているのは若者が多かったかな?だからといってうるさいわけではなかったので、皆さん常識のある方々だったのでしょう。
- ホテル名:Holiday Inn Lower East Side/ホリデイ イン ロウワー イースト サイド
- 住所:150 Delancey Street, New York, New York 10002
- 電話番号:212-475-2500
- チェックイン:15:00
- チェックアウト:11:00
- 最寄駅:Delancey St(デランシー・ストリート駅)、Essex St(エセックス・ストリート駅)より徒歩5分程
付帯設備
必要最低限のものが整っていました。
free wifi は有難かったですし、ロビーにある電子レンジは冷凍食品などを食べたいときに便利でした。
また、プラスチックのフォークやナイフ、スプーンも常備されていたので、部屋で食事をとる時に助かりましたね。
フロントデスクには小さなりんごがまとめて置いてあって、宿泊者はそのりんごを自由に食べることが出来ました。
日本のように大きいものではなく、かなり小ぶりで可愛いサイズだったため、小腹がすいた時や、朝食のデザートに丁度良かったです。「おもてなし」を感じることができましたよ。
一方、少し不便だったのはコーヒーメーカー。
日本のビジネスホテルでは電気ポットとティーバッグ・インスタントコーヒーが用意されていますが、アメリカはカプセル式のコーヒーメーカーが主流のようで、部屋にはそれが設置されていました。コーヒーを飲むには良いのですが、紅茶が飲みたいと時、インスタントスープを飲みたいときに少々不便で…。
ロビーには熱湯が入ったポットが用意されていたのでそちらを使っても良いのですが、毎回1階まで降りるのは少し面倒なので、個人的には電気ポットがあったら嬉しかったです。
とは言え、とても清潔感のある部屋で、全部屋禁煙のため匂いも気にならずとても快適に過ごすことができましたよ。
- 全室禁煙
- 売店(ミネラルウォーター、熱湯、電子レンジ)
- レストラン
- フィットネスジム
- free wifi
- アイロン、アイロン台
- コーヒーメーカー、ティーメーカー
- ドライヤー
部屋の様子と感想
とても快適な4泊でした。
ホテルの方は親切だし、部屋は綺麗だし、バスタブもあるし、必要最低限のアメニティも揃っているし…1点特筆することがあるとすれば、歯ブラシが置いてありませんでした。
ただ、これはエコ運動のためのようで、言えばもらえると表記がありましたので特に気にしていませんよ。
こんなに快適なホテルなのに、何故Cランクなのかしら…と考えていたのですが、恐らく立地です。
ブロードウェイや5番街などの観光地からは離れている…多分それだけの理由なんだと思います。
このエリアは『RENT』の舞台となったEast Village(イースト・ヴィレッジ)よりも若干南に位置するので、舞台になった場所のど真ん中…という訳にはいきませんでしたが、それでもそれらしい建物を沢山見ることができましたよ。
立地、ホテル共に個人的には大満足です!
写真
Holiday Inn Lower East Sideの部屋の様子。
この投稿をInstagramで見る
この可愛いりんごは、ホテルのカウンターで自由にとって良いサービスでした。
この投稿をInstagramで見る
ロビーに置いてあるドリンクサーバーには、冷えた水だけでなくフルーツが浮かべてあって、おもてなし精神に感動…。
この投稿をInstagramで見る
ホテル周辺には、『RENT』を髣髴させるような建物がたくさん!
この投稿をInstagramで見る
いかがでしたか?
Lower East Sideだけでなく、各所にあるホテルのようですので、是非アメリカ旅行をされる際は、探してみて下さいね。
今回宿泊したホテルの詳細はこちらのページからご覧ください↓
それでは皆さん、良い観劇ライフを…
以上、あきかん(@performingart2)でした!
こんにちは!
ミュージカル考察ブロガー、あきかん(@performingart2)です。