ミュージカル『ハミルトン』 登場人物の解説(画像・相関図付き)

ミュージカルで『ハミルトン(Hamilton)』を観ようと思っている方!登場人物に関する下調べはバッチリですか?

主要な登場人物を作品内の特徴と歴史的事実とを合わせて、相関図付きで説明していきます。

また『ハミルトン(Hamilton)』では、登場人物を表すフレーズが度々登場するので、こちらも併せて頭に入れて行ってくださいね!

 

ハミルトン(Hamilton)』では、1幕と2幕で別の役を演じる役者が複数います。

 

これを知っているだけで作品の理解度がぐっと変わるので、衣装と合わせて登場人物を把握しておきましょう。

アルバム視聴/楽譜/台本 ・アルバム(英語):Hamilton
・カラオケ:The Hamilton Instrumentals
・楽譜:

・台本:

 

相関図

 

 

登場人物

アレクサンダー・ハミルトン(Alexander Hamilton)

 

 

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ポイント

・ 野心家

 

・ 熱意・向上心のままに行動する人

 

・ 彼を表すフレーズはコレ!

 

I am not throwing away my shot(俺は自分の野望を諦めたりはしない)
Hey yo, I’m just like my country(俺はまるで俺の国(独立前のアメリカ)みたいに)
I’m young, scrappy, and hungry(若くて、好戦的で、飢えている)
And I’m not throwing away my shot(だから俺は自分の野望を諦めたりはしない) …  “My Shot” より

 

・ 主人公、アメリカ建国の父の1人(アメリカ10ドル紙幣になっている人物)

 

・ ジョージ・ワシントンの右腕(Right Hand Man)

 

・ カリブ海の小さな島、セント・クロイ島生まれの孤児(早くに両親が離別し、父親は失踪、母親は病気でこの世を去る)

 

・ セント・クロイ島に来襲したハリケーンを手紙にしたところ、文才が認められる

 

・ 周囲の援助により、独学でキングス・カレッジ(現コロンビア大学)に入学

 

・ エリザベス・スカイラー(呼び名は「イライザ」)と結婚し、フィリップ・ハミルトン(息子)をもうける

 

・ エリザベスの姉、アンジェリカ・スカイラーとの不倫説がある

 

・ アメリカ独立戦争の際は総司令官ジョージ・ワシントンの副官を務める

 

・ ジョージ・ワシントン時代の財務長官であった

 

・ 『ザ・フェデラリスト(The Federalist Papers)』の主執筆者

 

・ マリア・レイノルズと不倫し、ハミルトンは情事の公表を強いられ『レイノルズ・パンフレット(Reynolds Pamphlet)』を執筆

 

・ 息子フィリップをチャールズ・リーとのデュエル(決闘)で亡くす

 

・ 米国最古の日刊紙ニューヨーク・ポスト紙(New York Post)やバンク・オブ・ニューヨーク(The Bank of New York)を創業

 

・ 1804年、対立するアーロン・バーとのデュエル(決闘)で死去(49歳)

 

 

アーロン・バー(Aaron Burr)

 

 

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ポイント

・ 策略家

 

・ 熱意・向上心を表に出さず行動する人

 

・ 彼を表すフレーズはコレ!

 

Talk less(言葉は少なく)
Smile more(もっと笑顔で)
Don’t let them know what you’re against or what you’re for(周りの人間にお前が何に敵対し、何のために行動しているか悟られないようにしろ) …  “Aaron Burr, Sir” より

 

・ アレクサンダー・ハミルトンのライバル

 

・ セオドシア・バートウ・プレヴォストと結婚(セオドシアは、アメリカ独立戦争中に戦死した、英国陸軍士官の妻であった

 

・ 娘、セオドシアをもうける

 

・ トマス・ジェファーソン大統領下における、第3代副大統領

 

・ 1804年、対立するアレクサンダー・ハミルトンとのデュエル(決闘)で、ハミルトンを射殺

 

ハミルトンの同志

 

画像:左から、ラファイエット、マリガン、ローレンス。

 

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アレクサンダー・ハミルトンを含めたこの4人は、通称 “squad(スクワッド)” と呼ばれています。

 

 「一番仲のいいグループ」または「いつも一緒にいるメンバー」という意味。元々は「分隊」を表す軍事用語として使われていた単語だが、最近ではスラングとして違った意味を持つようになった。

「Squad」の意味知ってる? 交友関係を示すスラング【4選】(イングリッシュスタイル)

 

アメリカ独立に向けて野心をむき出しにする4人の仲間達で、1幕ではよくつるんでいます。

アーロン・バーは、この4人のタイプとは対照的で平常心を装っているタイプなので、 “squad(スクワッド)” には含まれません。

4人がどんちゃん騒ぎをしている時も、クールに決め込んでいます。

 

ラファイエット(Marquis de Lafayette)

 

・ アメリカ独立革命、フランス革命の両方で活躍した英雄

 

・ アメリカ独立戦争が勃発の際、フランスに支援を求めに来たベンジャミン・フランクリンと会い、彼の考えに共鳴すると、周囲の反対を押し切り自費で船を購入し、義勇兵としてアメリカへ渡る

 

・ ヨークタウンの戦いで、重要な役割を果たした

 

ポイント

・ フランス訛りの英語が特徴的

 

・ 彼を表すフレーズはコレ!

 

Immigrants: We get the job done(移民達よ、仕事を片付けようぜ) …  “Yorktown (The World Turned Upside Down)” より

 

 

ヘラクレス・マリガン(Hercules Mulligan)

 

・ アイルランド系アメリカ人で、仕立て屋の息子だった

 

・ キングス・カレッジ(現在のコロンビア大学)卒業後は、父親の仕事を手伝っていたが、裕福なイギリス軍人を相手に紳士装飾品を扱う仕事を始めた

 

・ イギリス政府へのスパイだった

 

 

ジョン・ローレンス(John Laurens)

 

・ アレクサンダー・ハミルトンの親友

 

・ 独立戦争の終わり頃、亡くなる

 

 

ジョージ・ワシントン(George Washington)

 

 

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・ アメリカ初代大統領(アメリカ1ドル紙幣になっている人物)

 

・ アレクサンダー・ハミルトンを “Right hand man(俺の右腕)” とする人

 

・ 大統領就任後、国務長官にトマス・ジェファーソンを任命

 

・ 大統領就任後、財務長官にアレクサンダー・ハミルトン等を要職に任命

 

・ トマス・ジェファーソンよりも、アレクサンダー・ハミルトンに肩入れしていた

 

ポイント

・ 圧倒的カリスマ性&紳士

 

・ 彼を表すフレーズはコレ!

 

Dying is easy, young man. Living is harder(死ぬのは簡単だ、若者よ。生きる方が難しい。) …  “Right Hand Man” より

 

Winning was easy, young man. Governing’s harder(勝利するのは簡単だった、若者よ。統治する方が難しい。) …  “Cabinet Battle #1” より

 

We’ll teach them how to say goodbye(俺たちが、皆にさよならの言い方を教えるんだ) …  “One Last Time” より

 

スカイラー一家

フィリップ・スカイラー(Phillip Schuyler)

※アンサンブルが演じる

 

・ スカイラー姉妹の父親

 

・ ハミルトンの義父

 

・ アメリカ独立戦争で将軍として戦い、アメリカ合衆国上院議員を務める

 

アンジェリカ・スカイラー(Angelica Schuyler)

 

画像:左からエリザベス(次女/ハミルトンの妻/ブルーのドレス)、アンジェリカ(長女/ピンクのドレス)、ペギー(三女/イエローのドレス)。

 

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・ フィリップ・スカイラー(上院議員)の長女

 

・ アレクサンダー・ハミルトンの妻・エリザベスの姉

 

・ アレクサンダー・ハミルトンに片思いをしていたが、妹の気持ちを知り身を引く

 

・ ハミルトンとエリザベス結婚後も、ハミルトンに好意を持ち続ける

 

・ 妹・エリザベス想い

 

ポイント

・ 知的&行動的

 

・ 彼女を表すフレーズはコレ!

 

I’m looking for a mind at work(私は仕事に対する精神を見ているの) … ”The Schuyler Sisters” より

And when I meet Thomas Jefferson(そしてもし私がトマス・ジェファーソンに会ったら
I’mma compel him to include women in the sequel(宣言の続きに女性を盛り込むよう言ってやるわ) … ”The Schuyler Sisters” より

 

I will never be satisfied.(私が満足することなどないの) …  “Satisfied“より

 

 

エリザベス・スカイラー(Eliza Hamilton)

 

・ フィリップ・スカイラー(上院議員)の次女

 

・ アレクサンダー・ハミルトンの

 

・ 姉アンジェリカとは対照的で、内気な性格

 

・ 働き続けるハミルトンを、常に気にかけている

 

・ ハミルトンとの間にフィリップ・ハミルトン(息子)をもうける

 

ポイント

・ 献身的

 

・ 彼女を表すフレーズはコレ!

 

The fact that you’re alive is a miracle(あなたが生きているという事実が、もはや奇跡なの)
Just stay alive, that would be enough(ただ生き続けて、それだけで十分) …  “That Would Be Enough” より

 

ペギー・スカイラー(Peggy Schuyler)

 

・ フィリップ・スカイラー(上院議員)の三女

 

 

キング・ジョージⅢ世(King George)

 

 

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・ アメリカを植民地支配していた、イギリスの王

 

・ 本作では滑稽なキャラクターとして扱われている

 

政敵

トマス・ジェファーソン(Thomas Jefferson)

 

1幕でラファイエットを演じていた俳優が、2幕でジェファーソンを演じる。

画像:前半はラファイエット、後半はジェファーソンの衣装

 

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・ ジョージ・ワシントン政権下の国務長官

 

・ ハミルトンと意見が合わず、対立

 

・ アメリカ2代目副大統領

 

・ アメリカ3代目大統領

 

ジェームス・マディソン(James Madison)

 

1幕でマリガンを演じていた俳優が、2幕でマディソンを演じる。

画像:前半はマリガン、後半はマディソンの衣装

 

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・ ジェファーソンの友人

 

・ ハミルトンの政敵

 

・ アメリカ4代目大統領

 

マリア・レイノルズ事件

マリア・レイノルズ(Maria Reynolds)

 

1幕でペギーを演じていた俳優が、2幕でマリアを演じる。

画像:前半はペギー、後半はマリアの衣装

 

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・ 自身の夫の策略により、アレクサンダー・ハミルトンを誘惑する人

 

・ ハミルトンとマリアは不倫関係に陥り、ハミルトンの立場は非常に悪くなる

 

 

ジェイムズ・レイノルズ(James Reynolds )

※アンサンブルが演じる

 

・ マリア・レイノルズの夫

 

・ マリアを利用して、ハミルトンを恐喝した人

 

 

フィリップ・ハミルトン(Philip Hamilton)

 

1幕でローレンスを演じていた俳優が、2幕でフィリップを演じる。

 

・ アレクサンダー・ハミルトンとエリザベス・スカイラーの間に生まれた息子

 

・ 父・ハミルトンを誹謗中傷したジョージ・イーカーに決闘を申し込み、決闘に敗れ亡くなる

 

・ 決闘放棄をするつもりだったが、イーカーが7カウントで打ったため亡くなる(決闘放棄はハミルトンの指示であった)

 

サミュエル・シーベリー(Samuel Seabury)

※アンサンブルが演じる

 

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・ 米国聖公会の初の司教

 

・ イギリスに忠実な英国王党派で、アメリカ独立に反対

 

・ ハミルトンのライバル

 

 

セオドシア(Theodosia)

※名前が登場するのみ

 

・ アーロン・バーの妻の名前

 

・ アーロン・バーの娘の名前でもある

 

「演出が気になる…!」という方はこちらの記事もご覧くださいね。

 


『ハミルトン(Hamilton)』の登場人物と相関図はこちらをご覧ください。

『ハミルトン(Hamilton)』のオリジナルキャストはこちらをご覧ください。

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