東宝ミュージカル『レント(RENT)』の “La Vie Boheme” で、ミミとエンジェルが歌うパートに “curry vindaloo” という言葉がありました。
発音は「カレー・ヴィンダルー」、初めて耳にする単語です。調べてみるとどうやら、インド各地で親しまれているゴア発祥のカレー料理なんだとか!日本では「ビンダルー・カレー」と呼ぶようですね。
インドカレー大好きですが、ビンダルーは知らないなぁ。
これはぜひ食べてみたい…ということで今回「カレー・ヴィンダルー」を作って食べてみました!
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歌詞のおさらい
ビンダルーカレーが登場するのは、このパートです。
To hand-crafted beers made in local breweries
To yoga, to yogurt, to rice and beans and cheese
To leather, to dildos, to curry vindaloo
To huevos rancheros and Maya Angelou―ブロードウェイミュージカル“RENT”より “La Vie Boheme”(作詞:Jonathan Larson & Billy Aronson)
この辺りの歌詞は、謎の単語だらけですから、理解するのを諦めてしまいそうですよね。
ビンダルー・カレーを食べてみた
難易度:★☆☆
味:★★★
※いずれも個人的見解
ビンダルーカレーを作ってみた
商品の紹介
ビンダルー・カレーの作り方を見てみると、何と物凄い種類のスパイスを使うということが分かりました。
インド料理といえば、スパイスが利いていて美味しいのはもちろんなのですが、さすがにスパイスを買って失敗してしまっては悲しいので、まずは市販のもので味を知るところから始めてみようと思います。
これは本当に出会いだなぁと思うのですが、たまたま買い物をしていたスーパーで目に飛び込んできた「ビンダルー・カレー」の文字。探す苦労を知ることなく、早速発見しました。
まさに運命です!
そしてビンダルーに対してアンテナを張りまくっていた自分を褒めてあげようとも思います(笑)。
今回発見した商品がこちら。いわゆる普通のカレー・ルー(固形タイプ)です。
写真を見る限りでは、食べなれたカレーに比べて赤いですね。中身はどうなっているのでしょう?
やっぱり赤い(笑)!
「トマトのほどよい酸味が~」と書かれていますからトマトの赤みなのでしょうか?それともスパイス系の赤みなのでしょうか…?ドキドキしていしまいます。
6皿分なので、1回で使い切ってもさほど大量にはならないのが良いですね。
材料
- ビンダルー・カレー・ルー … 1箱
- 肉(牛肉、鶏肉など) … 300g
- サラダ油またはバター … 大さじ1
- 玉ねぎ … 中1個(200g)
- 水 … 700ml
作り方
- 厚手の鍋にサラダ油を熱し、一口大に切った肉、玉ねぎをよく炒める。
- 水を加え、沸騰したらアクを取り、材料が柔らかくなるまで弱火~中火で約20分煮込む。
- 材料が柔らかくなったら、一度火を止めるルーを入れてよく溶かす。
- 弱火で煮込み、ひと煮立ちしたら出来上がり。
とっても簡単ですね!今回は豚肉で作ってみましたよ♪
感想
初めの一口は「辛い!」と思いました。
作っていて香りに辛味がなかったので勢いよく食べたら、鼻に抜ける感じが物凄いスパイスで…(笑)。普通のカレーを食べる感覚で口に運ぶとこうなります。
でも、食べ続けるごとに慣れてきて、スパイスが良い感じにクセになってきます。スパイス系の強いカレーが苦手な方はお口に合わない可能性もありますが、私のようにエスニック料理が大好きな方には少し物足りないくらいかもしれません。
例えて言うなら、一般家庭で食べる日本のカレーとインドカレーの中間といった感じ。ルーがどろっとしている感じは日本のカレーそのものですし、スパイスの具合はインドカレーの良いところをとっています。
普通のカレーでは物足りなくなった時、ビンダルー・カレーを食べるのはアリだなと思い、これはちょこちょこ手を出してしまいそうです。
レトルト商品の紹介
もし作るのが面倒だな、という方はレトルトカレーで試してみてはいかがでしょうか?見た目もオシャレなので、気に入ったら常備しておいても良さそう。
それでは皆さん、良い観劇ライフを…
以上、あきかん(@performingart2)でした!
こんにちは!
ミュージカル考察ブロガー、あきかん(@performingart2)です。