アレクサンダー・ハミルトンとは?⑥十代で自活の生活

ミュージカル『ハミルトン(Hamilton)』より“Alexander Hamilton”の英語歌詞を見てみると、アレクサンダー・ハミルトン(Alexander Hamilton)がどんな人物だったのかが分かります。

今回は彼の両親の死後、ハミルトンがどんな生活を送ったかをご紹介します。

全曲がラップ調の歌詞で構成されたヒップ・ホップミュージカル『ハミルトン』。これはアレクサンダー・ハミルトン(Alexander Hamilton)の生涯を描いた作品ですが、日本人の我々としては、正直馴染みがありません。

せっかく歴史上の偉人にまつわる話なのですから、どんな人物なのかしっかり押さえてから鑑賞したいですよね?そんな主人公ハミルトンの人物像が分かる歌詞を“Alexander Hamilton”から抜き取って解説していきますよ。

 

ハミルトンの人物像については、こちらに他の記事をまとめています。併せてご覧ください。

 

また『ハミルトン』を理解する上で、「ラップ」の知識は欠かせません。記事をご覧になっていない方はご覧ください。理解が深まりますよ!

 

 

メンタルの強さ

たった1人で生活しなくてはいけなくなったハミルトン。そんな彼がどんな風に生活していたかが、アーロン・バー(Aaron Burr, Jr)のパートで分かります。※韻を踏んでいるところは赤文字にしています。

 

There would’ve been nothin’ left to do
For someone less astute
He would’ve been dead or destitute
Without a cent of restitution
Started workin’, clerkin for his late mother’s landlord
Tradin sugar cane and rum and other things he can’t afford
(Scammin) for every book he can get his hands on
(Plannin) for the future, see him now as he stands on (oooh)
The bow of a ship headed for a new land
In New York you can be a new man
―ミュージカル“Hamilton”より“Alexander Hamilton”

 

ふー、ちょっと長いですね。でも重要なところですからしっかり押さえましょう!まずは最初の4行からですね。

ここでは、「もしハミルトンほどに頭が切れる人でなければ、死ぬか貧困に陥っていただろう」ということが歌われています。それほど底の底までに落ちた状態だった…ということが分かりますね。

ハミルトンは抜け目なく、勘が良かったからこそ、文献を読みあさり、知識をつけることに徹底したのです。そして、その後彼は更なる行動に移ります。

 

貿易を始める

では続きの4行を見ていきましょう。

ここでは、「母親の地主だった主人のところで商取引の記録を取る仕事をすることにし、サトウキビ、ラム種、そしてハミルトンには買う余裕のないようなモノまで貿易(取引)した」ということが歌われています。また同時に、「本を読んで知識を身につけ、将来の計画を立てた」ともあります。

つまり、ただ生きるためではなく、強い意志をもって、非常に計画的に行動をしたことがこの歌詞からは伝わってきます。

wikipediaの説明を読むと、恐らくこの部分が一致するところではないでしょうか。

 

1768年に兄とともに孤児となり、ニューヨーク商人のクルーガーとビークマン所有のセント・クロイ島にある店で働きはじめ、4年後には店主に代わって店を任されることもあり、その経営能力は高く評価されていた。
アレクサンダー・ハミルトン(wikipedia)

 

もしこの説明が歌詞と一致する部分だとすれば、ハミルトンの年齢はこの時で17歳頃です。その後、ハミルトンの人生を変える「ハリケーン来襲」が起こりますよ。

 

全てはニューヨークで…

さて、「ハリケーン来襲」で一目置かれる存在となったハミルトンですが、これを機に彼はニューヨークへと出向くことになります。

ニューヨークこそが、彼を「アメリカ合衆国建国の父」にする土地。歴史上の人物ハミルトンがそうなることを、アメリカ人はもちろん知っていますから、歌詞の中では“In New York you can be a new man”、つまり「ニューヨークでお前は新しい男になる」という、予言めいたフレーズが歌われています。

またこの歌詞の続きでは、アンサンブルの歌う“In New York you can be a new man”に、ハミルトンのパート“just you wait(今に見てろよ)”が重なりますから、ハミルトンの将来に対する野望とが複合した、内容的にとても熱いフレーズになっているといえるでしょう。

 

まとめ

ここまでお読み頂き有難うございました。アレクサンダー・ハミルトンについて、①~⑥の記事全てをお読みいただいたという方、本当に有難うございます!

ミュージカル冒頭の曲“Alexander Hamilton”では、主にハミルトンの幼少期に、どんなことがあったのかが歌われており、ハミルトンがセント・クロイ島を経って、ニューヨークへ旅立つまでの期間について歌われているということも分かりましたね。

幼い頃からあらゆる困難に直面したハミルトン。立ちはだかる壁に臆することなく、常にその頭脳を活かして行動してきたと分かります。

アメリカ建国の父としても異色な過去を持ったハミルトン。そんな彼の物語は、ここから始まります!

♪『ハミルトン』の曲一覧はこちらから:ハミルトン/英語歌詞を徹底分析!

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