必読!OlimとSomedayは同じ歌詞!?ラテン語に秘められたメッセージとは

ミュージカル『ノートルダムの鐘(The Hunchback of Notre Dame)』より“Olim(オーリム/いつか)”の歌詞を見てみると、一見ラテン語で意味を理解出来そうにありませんが、実は“Someday(いつか)”と同じ歌詞になっているということが分かりました!観客をノートルダムの世界へと引き込んでいく、聖歌のようなこの歌。 たった3行の繰り返しですが、とても暗示的で深みのある歌です。 美しい音色に耳を傾けながら、どんなメッセージが込められているか紐解いてみましょう。


※CDでは上演される一部の曲しか収録されていないため、本サイトでは、曲名・曲順・歌詞は全て上演内容に順じています。参考サイトは次の通りです。CDの内容とは一部異なりますので予めご了承下さい。(参考サイト:LYRICS TO DISNEY’S HUNCHBACK OF NOTRE DAME MUSICAL (LA JOLLA PLAYHOUSE AND PAPER MILL PLAYHOUSE)

※全体を読みやすくするため記事の構成を変更致しました。(2017.4.25)

まず“Olim(オーリム/いつか)”の歌詞から見ていきましょう。冒頭のフレーズです:

Olim olim deus accelere
Hoc saeculum splendidum
Accelere fiat venire olim
―ミュージカル “The Hunchback of Notre Dame” より “Olim”

うーん…全く意味が分かりませんね。調べてみると、かろうじて「olim=かつて」「deus=神」だと分かりましたが、3語目の「accelere」から迷宮に入ってしまいます。それでもどうにかして理解したい…!と色々検索して調べたところ、The Disney Wikiというサイトでラテン語部分が英語訳されているのを見つけることができました。ここに書かれている英語訳を抜粋すると次の通りになります:

Someday, someday, God speed
This bright millenium
Let it come someday
―“The Bells of Notre Dame”(The Disney Wiki)

なるほど…「accelere=speed」だったのか…と思いながら…あれ?この歌詞どこかで見たことがあるような気が…

な、なんと!そうだ!これ、2幕でエスメラルダが処刑前に歌う“Someday(いつか)”とほぼ同じではないですか…!“Someday(いつか)”の歌詞を見てみましょう。

God speed
This bright millennium
On its way
Let it come
Someday
―ミュージカル “The Hunchback of Notre Dame” より “Someday”

どうです?使われている単語も、内容も、ほとんど一緒だと分かりますね??…ということは、“Someday(いつか)”をラテン語で歌ったのが“Olim(オーリム/いつか)”ということになります。(…どうしよう…鳥肌が…止まらない…)

日本語の曲名がいずれも「いつか」なのは、「olim=someday=いつか」だから。そして、どちらの曲も「いつの日が祝福の日が訪れるだろう、明るく輝くその黄金時代がいつか来ることを期待していこうではないか」というような内容が歌われていることになります。

Someday(いつか)”では差別や貧困がいつかなくなり、皆平等になることを願う内容が主です。この一部分が“Olim(オーリム/いつか)”としてオープニングで歌われるということは、「ノートルダムの鐘」のテーマであり、強いメッセージであるといっても過言ではないでしょう。

理解できないと思われていたラテン語で歌われていた内容が、こんな意味を持っていたなんて…!感動が、かなり深いです…。

♪『ノートルダムの鐘』の曲一覧はこちらから:ノートルダムの鐘/英語歌詞を徹底分析!日本語で意味を理解しよう

⇒【ノートダムの鐘】オリジナルキャスト画像集はこちら☆・’

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