「雌ライオンの歌」ズールー語の意味!歌詞内に「お父さん」登場?

劇団四季ミュージカル『ライオンキング(The Lion King)』より「雌ライオンの歌(The Lioness Hunt)」の歌詞を見てみると、全体がアフリカのズールー語で歌われており、何と歌っているのかを理解することができません…。

調べてみたところ、意外な登場人物が出てくることが分かりました。それは一体誰なのでしょうか?

 

雌ライオンの歌(The Lioness Hunt)」を解読すると「お父さん」が登場します。

 

『ライオンキング』のズールー語歌詞は、動物たちの生活とアフリカ人の生活とがダブルミーニングになっている場合が多いです。

 

ここに登場するのは、アフリカ人一家のお父さんだと想定できます。

Music from the Musical・作品名:ライオンキング(The Lion King)
・曲名:雌ライオンの歌(The Lioness Hunt)
・訳詞:浅利慶太(作詞:Elton John and Tim Rice)
・楽譜:The Morning Report
アルバムを視聴/楽譜 ・アルバム(日本語):ライオンキング
・アルバム(英語):The Lion King
・楽譜:

 

ズールー語とは?

 

雌ライオンの歌(The Lioness Hunt)」って、メスの優雅さと狩りの勇ましい音楽が融合している、とても耳に心地の良い曲ですよね。

日本語版では「雌ライオンの歌」となっていますが、英語の題名は “The Lioness Hunt” 、訳して「雌ライオンの狩り」ですから、「狩りの内容を歌っているんだろうか?」と予想しながら読んでいきましょう。

「ズールー語」についての詳しい説明は、次の記事をご覧ください。

 

ズールー語の歌詞の意味

 

今回お世話になったのは、FANDOMという英語のサイトです。

ズールー語と共に英語が併記されていましたので、これを元に解説していきます。

 

We baba zingela siyo zingela baba(Hey, father, we are going hunting)×4
Hi ba la qhubekeni siyo zingela(Move forward, we are going hunting)

Ta ta ta!
Thatha(Take (it))
Mama wele le he(Mother, winnow it)
Thatha
Mama wele le he
Thatha
Wele(Winnow)
Zingela baba(Hunt, father)
×4

Uye yay Nibo(Go toward (it))
Zingela baba
Uye yay(Go toward (it))
Oh!
Uye yay Nibo(Go toward (it))
Zingela baba
Uye yay Nibo
Thatha wele(Take (it))
Thatha
Thatha wele
Zingela baba
Uye yay
Thatha wele
Oh!
Uye yay Nibo

Ukunoqoba!(Victory!)
×4

―ブロードウェイミュージカル “The Lion King” より “The Lioness Hunt” (作詞:Lebo M)

 

基本、同じ内容を繰り返し歌っているということが分かりますね。

出てくる単語はそんなに難しくありません。1つずつ見ていくと、大体次のような意味になります。

 

・ Hey, father, we are going hunting … ねえ、お父さん、これから狩りに行くわよ

 

・ Move forward, we are going hunting … 前へ進め、私たちはこれから狩りに行くの

 

・ Take (it) … それを捕えよ

 

・ Mother, winnow it … お母さん、狙いを定めて

 

・ Winnow … 狙いを定めて

 

・ Hunt, father … とどめをさして、お父さん(huntは「狩る」ですが、ここでは「とどめをさす」で良いでしょう)

 

・ Go toward (it) … (獲物に)向かって進め(towardは先程のfowardより、より目的が定まっている状態です)

 

・ Victory! … 勝利!

 

見事、獲物を捕えました!

雌ライオンの歌(The Lioness Hunt)」は、狩りの様子をリアルに表現した歌詞だと分かりましたね。

 

 

ズールー語に含まれる2重の意味

 

ただ、1つ気になることがあります。

この歌詞の中では「お父さん」も登場して一緒に狩りをしているので、『ライオンキング』のこのシーンだけを表現した歌詞ではなさそうです。

では誰のことを歌っているのか?恐らくアフリカ人でしょう。

アフリカ人が狩りに行く時の様子を歌いながら、このシーンに重ね合わせているのです。

何故そう考えるのかというと、「ワン・バイ・ワン(One by One)」や「ラフィキの哀悼(Rafiki Mourns)」の歌詞もアフリカ人のことを歌っていると分かったからです。

特に「ラフィキの哀悼(Rafiki Mourns)」は、今回のように2重の意味がありましたので、併せてご覧くださいね

 

曲のポイント

・ ズールー語歌詞は、アフリカ人の生活とダブルミーニングになっている場合が多い

 

・ 「お父さん」とは、アフリカ人一家のお父さんを指している

 

雌ライオンの歌(The Lioness Hunt)」の、他の記事はこちらから。


『ライオンキング』 解説・考察トップ



ズールー語歌詞を理解したい方は、こちらの一覧からご覧ください。



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