フィーバスにとって女性はワイン?フランス人らしいお洒落な例え

劇団四季ミュージカル『ノートルダムの鐘(The Hunchback of Notre Dame)』より“Rest and Recreation(息抜き)”の英語歌詞を見てみると、フィーバスが「女性の幸せ」をワインに使うぶどうの品種に例えていることが分かります。

「女性の幸せ」とは何か、またその品種とは一体何なのかを一緒に見ていきましょう。

※全体を読みやすくするため記事の構成を変更致しました。(2017.7.5)

「娼婦=ぶどう」

Rest and Recreation(息抜き)”の歌詞に、次のようなフレーズがあります。

 

Give me your girls of pleasure
Your grapes of Merlot
―ミュージカル “The Hunchback of Notre Dame” より “Rest and Recreation”

 

まず、大前提として…“Rest and Recreation(息抜き)”は戦場から4年ぶりにパリへ戻ってきたフィーバスが、女性に体を求める内容を軽やかに歌ったナンバーです。「息抜き」とは、そういう意味での息抜きを指しています。

歌詞の中では「girls=女の子たち」と書かれていますが、具体的にはジプシーの「娼婦達」のことを指しています。まずはこのことをしっかり押さえた上で歌詞を見ていきましょう。

Give me your girls of pleasure”は「君たち、女の子としての幸せをくれよ」という意味ですが、「君たち女の子としての幸せ」というのは、男女の身体が交わることを指します。「これから俺の相手をしてくれる子猫ちゃんは誰だい?」というようなスタンスで理解出来れば良いでしょう。

それにしても、自分が相手をして欲しくて仕方ないのに、「君たちの幸せを俺にくれよ」なんて随分高飛車でナルシストな言い回しですよね。さすが、イケメンの言うことは違います。

この直後に来ているのが“Your grapes of Merlot”です。Merlot(メルロー)というのが唯一聞き慣れない単語かと思いますが、これは赤ワインの元になるぶどうの品種です。ですから意味として「メルローのような君のぶどうを」となります。

この2行で歌われている内容をまとめると、「メルローのぶどうのような、“女の子としての君の幸せ(君の体)”を俺にくれよ」ということですね。…なんとキザな言い方(笑)

 

 

ぶどうの品種がメルローである意味

ちなみメルローはフランスのボルドーを発祥とするぶどうですが、赤ワインになる品種の1つです。「早熟でありながら丸みを感じる口当たり」だそうですから、まさにこの「若い娼婦のジプシー達」を表現するに適していますよね。

単純に「赤ワイン」と言わない事、フランス産のぶどうで例えている事がひねりの利いている歌詞です。また、「メルローのぶどう=赤ワイン=酔える」ですから、「君という女性に酔いしれたいんだ」という思いも込められているような気がして、女性の立場からすれば理想的な口説かれ方かもしれません。

さすが、フィーバス。

さて、これはおまけですが…この記事を書いていて、メルローがどんなものか試してみたくなりました。別のサイトでメルローの説明と味の感想について書いているので、是非読んでみて下さいね。

 

 

 

 

 

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♪『ノートルダムの鐘(The Hunchback of Notre Dame)』の曲一覧はこちら



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