頂きもののレモンがあったので、何かデザートでも作ろうかなと思っていた昼下がり…。レモネード、レモンパイ、チーズケーキ?どれもみんな大好きだけど、今まで作ったことのないものが食べたいな…と思って調べてみることに。
せっかくならば手間もかからないものが良いんだけど…とネットで検索していた矢先、画面には見慣れた文字が!
そう、「シラバブ」の文字があるではないですか!!
え?シラバブってデザートなの?レモンを使ったデザートなの?え、そうなの?
動揺を隠しきれず、ひとりで挙動不審になってしまいましたが、調べてみるとイギリスのデザートだということが分かったのです。しかもとーっても簡単!!
『キャッツ(CATS)』好きで「シラバブ」好きの方、これは必見ですよ~♪
今回、シラバブを作るにあたって参考にさせて頂いたのは次のサイトです。詳しく知りたいという方は、ぜひ併せてご覧くださいね。
『ジーザス・クライスト=スーパースター』の楽譜をまとめました!
『ジーザス・クライスト=スーパースター』の曲を歌いたい・弾きたいという方は、こちらのブログをご覧ください。
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どんなデザート?
シラバブとは主に生クリームとレモンを使ったデザートです。
生クリームを泡立てて、甘みと香りを加えるシンプルなデザート。Sillabub、Sillebubと綴られることもあるよう。この手のデザートは、シラバブのほかにフールなどがあり、本来はダブルクリームという脂肪分の多いクリームを使います。
ふわふわした感じと黄色のイメージが、『キャッツ(CATS)』のシラバブを連想させますね。
はじまりは?
お酒に合わせるのがもともとの始まりだったので、大人が楽しむものだったんですね。温かい飲み物を提供され、きっと旅行者は心も体も温まったことでしょう。
シラバブの歴史は17世起に遡るとされています。田舎を訪ねてきた旅行者に提供していたそうです。できたての温かい牛乳をスパイスをきかせたシードル(リンゴ酒)やエール(ビールの一種)に入れ、しばらくして表面に軽い凝乳が、その下においしい乳漿ができ、当時はこれが一般的なシラバブだったよう。クリームやワインが使われるケースもあったようです。
そして、こういう発展型もあるようです。冷たいタイプのシラバブ!
ミュージカル『ハミルトン(Hamilton)』の主人公ハミルトンが生きていた時代に食べられていた料理を集めた本に載っていたので、気になる方は是非併せてご覧くださいね。
食べ方は?
シラバブをそのまま頂くというよりは、何かに添える…という印象ですね。日本ではりんごやいちご、ビスケットなどが入手しやすいので、この辺りのものと合わせてみると良さそうです。
一般的な日本人の感覚としては、量が多いかもしれません。その場合は1人分の量を半分にし、スポンジビスケット/アーモンドビスケットなどを添えるとよいでしょう。白ワインはシェリーでもOK。仕上げにナツメグをふりかけたり、飾りにミントやローズマリーを使ってもよし。また、イチゴやラズベリー、プラムやパッションフルーツなどを、生でもピュレやワインで煮たものを添えてもおいしく食べられます。
それでは早速、作っていきますよ!
シラバブを作ってみる
材料
生クリーム…200ml
グラニュー糖…35g
白ワイン…35ml
レモン果汁…1/2個分
レモンの皮…1個分(削っておく)
作り方
- ボウルに生クリームとグラニュー糖を入れ、8分立てに。
- 白ワイン、レモン果汁、削ったレモンの皮を入れて混ぜる。
ポイント
…簡単すぎる(笑)。
ポイントとしては、白ワインやレモン果汁を入れる時にドバッと入れないこと。スプーンなどですくいながら、少しずつ全体に振り掛けていきましょう。何回かに分けて入れ、混ぜては入れ、混ぜては入れ…の繰り返しをすると良いですね。
せっかく泡立てた生クリームが潰れてしまう…と一瞬残念な気持ちにもなりますが、そこは思い切って入れましょう。美味しいシラバブが先に待っていますから!
私はこのシラバブを作る時、お酒なしでも食べてみたかったので、生クリームに果汁と皮を混ぜてから2つに分け、片方だけ半量のワインを入れました。
こうすることで2種類楽しめますし、妊婦さんやお酒が苦手な方にも良いですよ!
硬さはお好みだそうなので、冷蔵庫で少し寝かせても良いようです。私は硬めが好きかな。
他、フルーツやスポンジビスケットやアーモンドビスケットを添えても良いようなので、好きなものをあらかじめ揃えておくと良いですね。
今回はこのアーモンドビスケットに添えました。
シラバブを食べてみた感想
1人でキッチンに立って作っていたのですが、スプーンにすくったシラバブをほおばった瞬間「うっま!」と声が出てしまいました。
そうです、シンプルなのにも関わらず、めちゃくちゃうまかったのです(笑)。
何を隠そう生クリーム好きな私としては、もうたまらんお味でした。(これは、何度も作ってしまいそうだ…どうしよう、どうしよう。)
しかも見た目がとっても癒し!『キャッツ(CATS)』の「シラバブ」のように、白に綺麗な黄色が輝いているのです。食べるよりも、ずっと見ていたいような気もします。
個人的にはビスケットよりも、煮たりんごやフルーツが合うのではないかなと思っているので、今度はりんごで試してみるつもりです。
みなさんも、是非作ってみて下さいね。
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ミュージカル考察ブロガー、あきかん(@performingart2)です。