グリザベラの外見とは?砂で汚れた毛皮…そして?

 
こんにちは!

ミュージカル考察ブロガー、あきかん@performingart2)です。

劇団四季ミュージカル『キャッツ(CATS)』より「グリザベラ(Grizabella)」の英語歌詞を見てみると、彼女の外見を表現したフレーズを見て取ることができます。

かつて娼婦であった彼女は一体今どんな姿となってしまったのでしょうか…?

お知らせ!
『ノートルダムの鐘』の解説・考察本を執筆しました!

中世ヨーロッパにおける「身体障がい者」の扱いはどのようなものだったのか?「ジプシー」はなぜ迫害され、「魔女狩り」はどのようにして起こったのか?中世ヨーロッパのリアルに焦点を当てながら、ミュージカル『ノートルダムの鐘』の奥深さを紐解く解説・考察本。

Kindle(電子書籍)、ペーパーバック(紙書籍)、いずれも Amazon で販売中。

Kindle Unlimitedを初めてご利用の方は、体験期間中に0円で読書可能!:0円で読む!


 

グリザベラ ‐ 娼婦猫(Grizabella)」の歌詞に、次のようなフレーズがあります。

 

You see the border of her coat is torn and stained with sand
And you see the corner of her eye twist like a crooked pin
―ブロードウェイミュージカル “Cats” より “Grizabella” (作詞:T.S. Eliot)

 

フレーズの中身を見てみると、こういうことが歌われています。

 

  • the border of her coat is torn … 毛皮の端が破れている
  • stained with sand … 砂で汚れている
  • twist like a crooked pin … ピンみたいにゆがんでいる

 

きっと多くの苦労をして、あらゆるところを彷徨い歩いたのでしょう…かなりみすぼらしい姿になってしまったことが分かりますね。

 

グリザベラ ‐ 娼婦猫(Grizabella)」の、他の記事はこちらから。


それでは皆さん、良い観劇ライフを…

以上、あきかん@performingart2)でした。

『キャッツ』作品情報トップ