②必読!ラテン語で歌われる「間奏曲/アントラクト」の意味

劇団四季ミュージカル『ノートルダムの鐘(The Hunchback of Notre Dame)』より“Entr’acte(間奏曲/アントラクト)”の英語歌詞を見てみると、全てがラテン語で歌われており、さっぱり理解が出来ません…

しかし、調べてみると第2幕のオープニングにふさわしい内容だということが分かりました!次は2ブロック目です。

※全体を読みやすくするため記事の構成を変更致しました。(2017.6.27)

非常に印象深い“Entr’acte(間奏曲/アントラクト)”ですが、調べ始めたら奥が深すぎて続きの2記事目を書くことになりました。

引き続きお読み頂いている方、お付き合い頂き有難うございます!

 

前回のおさらい

さて、前回の調べをおさらいしましょう。

Entr’acte(間奏曲/アントラクト)”の1ブロック目では『リベラ・メ』という聖歌の歌詞が引用されており、死者が神に情けを求める内容だということが分かりました。

そして、2ブロック目以降は『リベラ・メ』にはない歌詞だ…ということまで分かっています。

まだ記事をご覧でないという方、もう一度読み直したいという方はこちらからご覧くださいね。

 

ラテン語歌詞を理解する

歌詞のおさらい

さて、今回は2ブロック目以降について調べます。“O, salutaris hostia”以降、ですね。もう一度、“Entr’acte(間奏曲/アントラクト)”の歌詞がどうなっているか、おさらいしてみましょう。

 

Libera me domine
De morte aetrna
Quando caeli movendi sunt
Caeli et terra
Libera me dominie
De morte aetrna

O, salutaris hostia
Quae caeli pandis ostium

Agnus dei
Qui tollis peccata mundi
Agnus dei
Dona nobis pacem
―ミュージカル “The Hunchback of Notre Dame” より “Entr’acte”

 

さて、いつもの事ながら全く理解できないのですが、今回もwikipediaにお世話になりましょう。早速“O, salutaris hostia”と検索すると、やっぱり記事がありました!

 

聖歌『オー・サルターリス・ホスティア』が使われている!

O, salutaris hostia”についても英語の記事しかありませんでしたが、ひとまず引用して見ていきましょう。

 

O salutaris Hostia (Latin, “O Saving Victim” or “O Saving Sacrifice“), is a section of one of the Eucharistic hymns written by St Thomas Aquinas for the Feast of Corpus Christi.
O, salutaris hostia(wikipedia)

 

ここでも宗教的な単語が並びますね。詳しく知りたい方には情報不足かもしれませんが、ここでは概要のみ説明させて頂きます。『オー・サルターリス・ホスティア“O, salutaris hostia”』とは…

 

  1. 英語に直すと”O Saving Victim(あぁ救いの犠牲者)” もしくは “O Saving Sacrifice(あぁ救いのいけにえ)”という意味になる
  2. トマス・アクイナスが聖体の祝日のために書いた聖体拝領唱の一部である

 

『リベラ・メ』同様、こちらの『オー・サルターリス・ホスティア』も実在するキリスト教上の歌の1つだということが分かりましたね。

ちなみに、キリスト用語の説明は次をご覧ください。

  • Eucharistic hymns…(カトリックで)聖体拝領唱。聖餐式または聖体拝領の直前に歌われる聖歌。
  • St Thomas Aquinas…トマス・アクイナス。イタリア人の神学者。教会博士で、総合的な神学における信念と理性を一致させる試みで知られる。
  • the Feast of Corpus Christi聖体の祝日

 

 

聖歌『オー・サルターリス・ホスティア』の歌詞

wikipediaを読み進めると、歌詞の全文が記載されていました。実際の歌と共に歌詞をご覧ください。

 

O salutaris Hostia,
Quæ cæli pandis ostium:
Bella premunt hostilia,
Da robur, fer auxilium.
Uni trinoque Domino
Sit sempiterna gloria,
Qui vitam sine termino
Nobis donet in patria.
Amen.
O, salutaris hostia(wikipedia)

 

曲調は異なりますが、赤字の部分が“Entr’acte(間奏曲/アントラクト)”とそっくり一致しますね。

 

聖歌『オー・サルターリス・ホスティア』の意味

では日本語にするとどうなるのでしょうか?調べてみたところ、「いろいろな聖歌」というサイトでこの歌詞の訳が紹介されていましたので、引用してみますね。

 

ああ,救いのいけにえ
天国の門を開きたもうおん方よ
われらの敵は四方から押し寄せる
われらに力と助けを与えたまえ

三位一体の不滅の神よ
あなたの偉大なみ名が常にたたえられんことを
終りなき生命の日々をわれらに
天のふるさとにて与えたまえ
アーメン
O Salutaris(いろいろな聖歌)

 

やっと意味が理解できました!

1ブロック目では神に救いを求める内容がいたわれていましたが、ここでも引き続き神への呼びかけが行われています。

今回の『オー・サルターリス・ホスティア』について知識を深めたい方は、こちらの「いろいろな聖歌」というサイトをご覧ください。細かいことまで説明されているので、とても勉強になりますよ。

 

…とここに来て、今度は3ブロック目が分かりません…

3ブロック目の“Agnus dei”以降は『リベラ・メ』にも『オー・サルターリス・ホスティア』にもありませんでした。…道のりは…長いっ!

最後のブロックの意味が分かりましたら、ここにリンクを貼って紹介させて頂きますね。

※続きが書き上がりましたので、リンクを貼らせて頂きます!是非お読みください!

 

♪『ノートルダムの鐘』の曲一覧はこちらから:ノートルダムの鐘/英語歌詞を徹底分析!日本語で意味を理解しよう

⇒【ノートダムの鐘】オリジナルキャスト画像集はこちら☆・’

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※CDでは上演される一部の曲しか収録されていないため、本サイトでは、曲名・曲順・歌詞は全て上演内容に順じています。参考サイトは次の通りです。CDの内容とは一部異なりますので予めご了承下さい。(参考サイト:LYRICS TO DISNEY’S HUNCHBACK OF NOTRE DAME MUSICAL (LA JOLLA PLAYHOUSE AND PAPER MILL PLAYHOUSE)

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