必読!「奇跡御殿」について分かりやすく説明されている歌詞

劇団四季ミュージカル『ノートルダムの鐘(The Hunchback of Notre Dame)』より“The Court of Miracles(奇跡御殿)”の英語歌詞を見てみると、奇跡御殿がどんなところなのかを分かりやすく説明している箇所があります。

奇跡御殿とは一体どんな場所なのか、そのフレーズを確認しましょう。

※全体を読みやすくするため記事の構成を変更致しました。(2017.7.10)

おさらい

実在した奇跡御殿がどういう場所なのか記事にしました。まずはこちらをご覧いただくと、より理解を深められますよ。

 

「奇跡御殿」ってどんなところ?

歌詞をチェック

それでは歌詞の中を見ていきましょう。“The Court of Miracles(奇跡御殿)”の歌詞に、次のようなフレーズがあります。

 

Where the lamecan walk
And the blindcan see
But the dead can’t talk
So they won’t be around
To revealwhat they’ve found!
―ミュージカル “The Hunchback of Notre Dame” より “The Court of Miracles”

 

「足の不自由な人が歩ける場所…そして目の不自由な人の目が見える場所」…これだけ見ると、まさに“miracle(奇跡)”が起きたような気になりますね。しかし実際のところはそうではありません。その後に続くフレーズではこう書かれています。

 

  • But the dead can’t talk
    ⇒でも死人は話せない
  • So they won’t be around
    ⇒だから周りにはいない
  • To reveal what they’ve found!
    ⇒奴らが見つけた秘密をばらす奴は

 

ここでもし、「ん?なんかちょっと怖くない?」と思ったら正解です。

先の記事でも紹介している通り、The Court of Miracles(奇跡御殿)とは「身体障がい者のふりをした人間が、自分の家に戻る頃には元の姿に戻っていること」をmiracleとし、パリにあったスラム街を「The Court of Miracles(奇跡御殿)」と呼んでいました。何故、身体障がい者のふりをしていたかと言えば、それは施し金を得るためです。

 

「奇跡御殿」のことをバラしたら…

The Court of Miracles(奇跡御殿)にいるのは秘密(その手段でお金を得ていること)を知っているこじき達だけですから、それをバラされることがあっては、彼らの生活は成り立ちません。

この秘密をバラした人がいたかどうかは分かりませんが、「ここの事をバラす奴がいないのは、そういう奴はとっくに殺されているから周りにいない」ということを遠まわしに表現することで、より一層怖さの増し、ここに来てしまったカジモドとフィーバスも、殺される可能性が非常に高くなります。

実際のThe Court of Miracles(奇跡御殿)で殺人行為があったかどうかは定かではありません。しかし、クロパンのようなジプシー達は生活をするだけでも一苦労ですから、この手法でお金を得られなければ生きていく術を一つ失います。ですから、カジモドやフィーバスを脅しているんですね。

 

クロパンが変装している理由もここにある!

ちなみに“Topsy Turvy Part.1(トプシー・ターヴィー/パート1)”の冒頭で、クロパンが眼帯をして、松葉杖をついて、直後男性がお金を盗むというシーンがあります。たった1分弱のシーンですが、ここにThe Court of Miracles(奇跡御殿)の全てが集約されているんですね!彼らもここで説明したような「身体障がい者を演じるこじき達」だった訳です。ミュージカル鑑賞の際は、絶対に見逃さないようにしましょう!

クロパンのこの行為についてまとめた記事は、こちらをご覧くださいね。

 

♪『ノートルダムの鐘』の曲一覧はこちらから:ノートルダムの鐘/英語歌詞を徹底分析!日本語で意味を理解しよう

⇒【ノートダムの鐘】オリジナルキャスト画像集はこちら☆・’

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※CDでは上演される一部の曲しか収録されていないため、本サイトでは、曲名・曲順・歌詞は全て上演内容に順じています。参考サイトは次の通りです。CDの内容とは一部異なりますので予めご了承下さい。(参考サイト:LYRICS TO DISNEY’S HUNCHBACK OF NOTRE DAME MUSICAL (LA JOLLA PLAYHOUSE AND PAPER MILL PLAYHOUSE)

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