フィーバスにとって女性はワイン?フランス人らしいお洒落な例え

 
こんにちは!

ミュージカル考察ブロガー、あきかん@performingart2)です。

劇団四季ミュージカル『ノートルダムの鐘(The Hunchback of Notre Dame)』より「息抜き(Rest and Recreation)」の英語歌詞を見てみると、フィーバスが「女性の幸せ」をワインに使うぶどうの品種に例えていることが分かります。

女性の幸せ」とは何か、またその品種とは一体何なのかを一緒に見ていきましょう。

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「娼婦=ぶどう」

 

息抜き(Rest and Recreation)」の歌詞に、次のようなフレーズがあります。

 

Give me your girls of pleasure
Your grapes of Merlot

―ミュージカル “The Hunchback of Notre Dame” より “Rest and Recreation” (作詞:Stephen Schwartz)

 

まず、大前提として…「息抜き(Rest and Recreation)」は戦場から4年ぶりにパリへ戻ってきたフィーバスが、女性に体を求める内容を軽やかに歌ったナンバーです。「息抜き」とは、そういう行為を指しています。

歌詞の中では「girls=女の子たち」と書かれていますが、具体的にはジプシーの「娼婦達」のことを指しています。まずはこのことをしっかり押さえた上で歌詞を見ていきましょう。

“Give me your girls of pleasure” は「君たち、女の子としての幸せをくれよ」という意味ですが「君たち女の子としての幸せ」というのは、男女の身体が交わることを指します。「これから俺の相手をしてくれる子猫ちゃんは誰だい?」というようなスタンスで理解出来れば良いでしょう。

この直後に来ているのが “Your grapes of Merlot” です。Merlot(メルロー)は赤ワインの元になるぶどうの品種ですから意味として「メルローのような君のぶどうを」となります。

この2行で歌われている内容をまとめると「メルローのぶどうのような、 “女の子としての君の幸せ(君の体)” を俺にくれよ」ということですね。…なんとキザな言い方(笑)。

 

ぶどうの品種がメルローである意味

 

メルローはフランスのボルドーを発祥とするぶどうですが、赤ワインになる品種の1つです。「早熟でありながら丸みを感じる口当たり」だそうですから、まさにこの「若い娼婦のジプシー達」を表現するに適していますよね。

単純に「赤ワイン」と言わない事、フランス産のぶどうで例えている事がひねりの利いている歌詞です。

また「メルローのぶどう=赤ワイン=酔える」ですから、「君という女性に酔いしれたいんだ」という思いも込められているような気がして、女性の立場からすれば理想的な口説かれ方かもしれません。

さすが、フィーバス。

 

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それでは皆さん、良い観劇ライフを…

以上、あきかん@performingart2)でした。