英語歌詞で知る!スキンブルシャンクスが立ち寄る実在する駅3つ

劇団四季ミュージカル『キャッツ(CATS)』より「スキンブルシャンクス – 鉄道猫(Skimbleshanks:The Railway Cat)」の英語歌詞を見てみると、乗客が熟睡している間に立ち寄っている3つの駅について触れられています

何という駅に立ち寄りどこが終着地なのでしょうか?今回はそこを詳しく見ていきましょう。

Music from the Musical

・作品名:キャッツ(CATS)

・曲名:スキンブルシャンクス ‐鉄道猫Skimbleshanks: The Railway Cat

・楽譜:Skimbleshanks

・訳詞:浅利慶太(作詞:Trevor Nunn & Richard Stilgoe)

アルバムを視聴/楽譜 ・アルバム(日本語):キャッツ
・アルバム(英語):CATS
・楽譜:

 

実在する3つの駅

 

劇団四季の歌詞では、スキンブルシャンクスが立ち寄る駅については全く触れられていません。

しかし、英語では次のパートで駅について触れられています。

 

They were fast asleep at Crewe and so they never knew
That I was walking up and down the station
They were sleeping all the while I was busy at Carlisle
Where I met the station master with elation
They might see me at Dumfries if I summoned the police
If there was anything they ought to know about

―ブロードウェイミュージカル “Cats” より “Skimbleshanks:The Railway Cat” (作詞:T.S. Eliot)

 

スキンブルシャンクスは、各駅でどんなことをしていたのでしょうか?

 

クルー駅(Crewe)

 

1つ目の駅は「クルー」です。

 

2001年の人口は67,650人。鉄道の分岐点のタウンとして知られている。1946年から2002年まではロールス・ロイスとロールス・ロイス・モーター・カーズの、その後はベントレーの生産拠点となっている。

クルー(wikipedia)

 

クルー駅にいる時の乗客は “fast asleep ” なので「熟睡中」だと分かります。

なので、スキンブルシャンクスが駅を行ったり来たりしている(walking up and down the station)ことは、全く知るはずがないんですね。

 

カーライル駅(Carlisle)

 

2つ目の駅は「カーライル」です。

 

カーライル (Carlisle)は、イギリス・カンブリア州の都市。人口は71,773人(2001年)。シティ・オブ・カーライル主要なエリアを占め、周辺地域を含んだシティ・オブ・カーライルとしては、100,734人の人口を抱える。

イングランドの歴史的行政区画カンバーランドの町として、スコットランド国境に近いことから軍事の要所とされてきた。1092年にウィリアム2世の命令でカーライル城が建てられ、一時スコットランド女王メアリー1世が幽閉されていた。

カーライル(wikipedia)

 

カーライル駅にいる時の乗客は “sleeping” なので、未だ「熟睡中」だと分かります。

そのため、スキンブルシャンクスが駅長と意気揚々と話している(I met the station master with elation)ことも、知りません。

 

ダンフリーズ駅(Dumfries)

 

3つ目の駅は「ダンフリーズ」です。

 

ダンフリーズ (Dumfries) は、スコットランド・ダンフリーズ・アンド・ガロウェイのマーケット・タウン。かつては王室バラでもあった。ソルウェー湾に流れ込むニス川の河口に程近い。以前、ダンフリーズは、かつて存在したダンフリーズシャーのカウンティ・タウンで行政教区であった。ダンフリースとも表記する。

ダンフリーズ(wikipedia)

 

ダンフリーズ駅にいる時の乗客は “might see me(もしかしたら僕を見るかもしれない)” とあるので「もしかしたら起きている人もいるかもしれない」と分かります。

この時、スキンブルシャンクスが何をしているかというと警察を呼び出しているようです!交通の乱れや事故の最新情報を入手して、旅に役立てようとしているんでしょう。

 

終着地はガロウゲート(Gallowgate)

 

続く歌詞では、終着地が「ガロウゲート」だと分かります。

 

When they got to Gallowgate there they did not have to wait
For Skimbleshanks would help them to get out!

―ブロードウェイミュージカル “Cats” より “Skimbleshanks:The Railway Cat” (作詞:T.S. Eliot)

 

「ガロウゲートに着いたら、もう待たなくて良いよ。スキンブルシャンクスが下車を手伝ってくれるからね」と歌われています。

扉を開けたり、荷物を出したり、そんなことを手伝ってくれるのでしょうね。最後まで徹底した仕事ぶりです!

では、ガロウゲートとはどこを指すのでしょうか?

 

Gallowgate is a small area surrounding St James’ Park, the stadium of Newcastle United F.C, and St James Metro station, named after the main road running through the area.

Newcastle City Centre(wikipedia)

 

ガロウゲートは英国ニューキャッスルの地区の名前で、「セント・ジェームズ・パーク」や「ニューキャッスル・ユナイテッド・F.C・スタジアム」、「セント・ジェームズ地下鉄駅」を取り囲む小さな地域だそうです。

地図にするとこの辺りです。

ちなみにニューキャッスル・ユナイテッド・F.Cスタジアムはセント・ジェームズ・パークの中にあるようです。

 

「行ってみたい!」と思ったら…





 

バストファージョーンズの歌詞でもセント・ジェームス・ストリートが登場しますので、この辺りを歩いていたら『キャッツ』の猫達に会えるかもしれませんね!

 

英語歌詞に書かれているルートを地図にしてみました。

出発駅がどこかは分かりませんでしたが、これだけでも長旅だと分かりますね。

 

いかがでしたか?

最後まで乗客を無事に目的地に運ぶため、夜を徹して仕事をしているスキンブルシャンクス。彼は職務に忠実な猫だと分かりましたね!

 

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