劇団四季の歌詞では分からない、スキンブルシャンクスの紅茶の飲み方

劇団四季ミュージカル『キャッツ(CATS)』より「スキンブルシャンクス – 鉄道猫(Skimbleshanks:The Railway Cat)」の英語歌詞を見てみると、スキンブルシャンクスが好きな紅茶の飲み方について触れられています。

その飲み方とは、あるものを紅茶の中に1滴垂らすというもので、英語歌詞でしか歌われていません。

この「あるもの」を知るだけで、スキンブルシャンクスがなかなか大人だということが分かりますよ。

Music from the Musical

・作品名:キャッツ(CATS)

・曲名:スキンブルシャンクス ‐鉄道猫Skimbleshanks: The Railway Cat

・楽譜:Skimbleshanks

・訳詞:浅利慶太(作詞:Trevor Nunn & Richard Stilgoe)

アルバムを視聴/楽譜 ・アルバム(日本語):キャッツ
・アルバム(英語):CATS
・楽譜:

 

夜の見回り時に飲む紅茶

 

劇団四季の歌詞で「紅茶」というワードが登場するのは、皆様ご存知のこのパートだけです。

 

「モーニングティはうすめ?」
「こいめ」

―劇団四季ミュージカル 『キャッツ』 より 「スキンブルシャンクス – 鉄道猫」(訳詞:浅利慶太)

 

これに対する英語は次のようになっています。

 

“Do you like your morning tea weak or strong?”

―ブロードウェイミュージカル “Cats” より “Skimbleshanks:The Railway Cat” (作詞:T.S. Eliot)

 

ここは「モーニングティは薄めと濃いめどちらが宜しいですか?」という意味で、日本語と大差ありませんね。

しかし英語では、ここ以外でも「紅茶」が登場するフレーズがあります

 

In the watches of the night I was always fresh and bright
Every now and then I’d have a cup of tea
With perhaps a drop of scotch while I was keeping on the watch

―ブロードウェイミュージカル “Cats” より “Skimbleshanks:The Railway Cat” (作詞:T.S. Eliot)

 

「モーニングティは~」の部分は、乗客に提供する紅茶の話ですが、ここで注目したいのはスキンブルシャンクスが飲む紅茶について歌われているということです。

彼がいつ紅茶を飲むのかと言うと、夜の番の時だそうです。

 

・In the watchs of the night…夜の番、夜の見回り

 

夜の番ともなるとうとうとしてしまいそうですが、スキンブルシャンクスは

 

・I was always fresh and bright…シャキッと冴えている

 

ということです。頼もしい鉄道猫です! “Every now and then ” とありますから、夜の番の時は時々紅茶を飲むんですね。

 

スコッチを一滴!

 

では、どんな紅茶を飲んでいるのか?

「濃いめ?」

いえ、そうではないんです。

 

・With perhaps a drop of scotch…もしできれば、1滴のスコッチを入れて

 

なんと!

紅茶に1滴のスコッチを入れているということなんです!

「スコッチ」にあまり馴染みのない方も多いかもしれませんが、スコッチはウィスキーの仲間だそうです。

アメリカ・アイルランド産の場合に “whisky” 、スコットランド産の場合に “scotch” と言うようですよ。

 

紅茶にスコッチ…何て英国的な飲み方なのでしょうか!

お洒落だなぁ…。こんなお洒落な紅茶を飲んで、夜の番を続けるんですね。スキンブルシャンクスの大人な一面を見た気がします。

 

あまりに素敵な飲み方だったので、私も真似してみることにしました!是非こちらの記事もご覧くださいね。

 

スキンブルシャンクス – 鉄道猫(Skimbleshanks:The Railway Cat)」の、他の記事はこちらから。


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