英語歌詞「猫からのごあいさつ」で知る、猫への本当の挨拶のしかた

 
こんにちは!

ミュージカル考察ブロガー、あきかん@performingart2)です。
 

劇団四季ミュージカル『キャッツ(CATS)』より「猫からのごあいさつ(The Ad-Dressing Of Cats)」の英語歌詞を見てみると、より詳しい猫への挨拶の仕方が歌われていました。

猫に出会ったら、どんな風に接するのが的確なのでしょうか?

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猫に話しかける時のルールが逆!?

日本語

 

この曲聴くと「あー、猫の世界が幕を閉じる」というような気分になりますよね。

それでも私はデュトロノミーの歌う、この威厳ある曲がとても好きです。最後の最後まで「猫って誇り高き生き物だな」と感じさせられますよね。

さて、猫への話しかけ方は英語でより詳しい挨拶の仕方が歌われています。

まずは英語から見てみましょう。

 

猫にはひとつのルールがある
こちらからは話しかけない

だから あなたの方から
猫にまず ご挨拶を

―劇団四季ミュージカル 『キャッツ』 より 「猫からのごあいさつ」(訳詞:浅利慶太)

 

日本語で歌われているのは「猫からは話しかけない、だから人間の方から挨拶を」ということが歌われています。

 

英語

 

しかし、英語では逆になっています。

 

With cats, some say one rule is true
Don’t speak ’til you are spoken to

―ブロードウェイミュージカル “Cats” より “The Ad-Dressing Of Cats” (作詞:T.S. Eliot)

 

「猫に関しては、 ” 話しかけられるまで、話してはいけない ” と言われている」そうなんです。

何故、逆転しているのでしょうか?

 

日本語訳されていたのは、デュトロノミーの主張だった

 

これを理解するには、後に続くデュトロノミーの意見が重要です。

 

Myself I do not hold with that
I say you should ad-dress a cat
But always bear in mind that he
Resents familiarity

You bow, and taking off your hat
Ad-dress him in this form: “O’ cat!”

―ブロードウェイミュージカル “Cats” より “The Ad-Dressing Of Cats” (作詞:T.S. Eliot)

 

デュトロノミーはこのように主張しています。

 

  • Myself I do not hold with that … 私自身は、それには同意見ではない
  • I say you should ad-dress a catt … 私は思う、あなたは猫に話しかけるべきだと

 

「世間では ” 猫から話しかけられるのを待つべきだ ” と言われているが、私はそうは思わないむしろあなたは猫に話しかけるべきだと思っています」と歌っています。

つまり、日本語訳されていたのはデュトロノミーの主張だったんですね。

 

英語でしか歌われていない部分

挨拶の手順も歌われている

 

では、話しかけるに当たってどういう手順を踏んだらよいのでしょうか?

日本語ではこんな風に歌われていますね。

 

でも慣れなれしい口をきくと
しりぞけられる

まず猫に出会ったならば
敬虔な心で オー キャット!

―劇団四季ミュージカル 『キャッツ』 より 「猫からのごあいさつ」(訳詞:浅利慶太)

 

日本語では「敬虔(けいけん)な心をもって、猫に接しなさい」という表現のみです。一方の英語はどうでしょうか?

 

But always bear in mind that he
Resents familiarity

You bow, and taking off your hat
Ad-dress him in this form: “O’ cat!”

―ブロードウェイミュージカル “Cats” より “The Ad-Dressing Of Cats” (作詞:T.S. Eliot)

 

猫に接する時、踏むべき手順はこうです。

 

  • You bow, and taking off your hatt … まずお辞儀をして、帽子を外して、
  • Ad-dress him in this form: “O’ cat!”t … このようなかたちで話しかける「あぁ、猫様」

 

手順を踏んで、非常に礼儀正しく話しかけなければならないということですね。

 

猫の嗜好を考えた接し方

 

猫にどうアプローチすべきかについても、詳しく歌われています。日本語ではこうですね。

 

捧げものを贈るとか
心に語りかけて

―劇団四季ミュージカル 『キャッツ』 より 「猫からのごあいさつ」(訳詞:浅利慶太)

 

英語はどうでしょうか?

 

Before a cat will condescend
To treat you as a trusted friend
Some little token of esteem
Is needed, like a dish of cream

And you might now and then supply
Some caviar, or Strassburg pie
Some potted grouse or salmon paste
He’s sure to have his personal taste
And so in time you reach your aim
And call him by his name

―ブロードウェイミュージカル “Cats” より “The Ad-Dressing Of Cats” (作詞:T.S. Eliot)

 

尊敬の念を表すには、猫は個々に嗜好が異なるのでこういうものを用意するようにと歌われています。

 

  • a dish of creamt … ひと皿のクリーム
  • Some caviart … キャビアを少し
  • Strassburg piet … シュトラスブルク・パイ(フォアグラを包んだパイ)
  • potted grouset … ライチョウの缶詰
  • salmon pastet … サーモンペースト

 

こうやって距離を縮めることで、本当の名前で呼べるようになるんですね。

 

いかがでしたか?

以上が、猫に対する正確な挨拶の仕方です。是非猫を見つけたら、このようにアプローチしてみましょう。

そして、この曲の面白いところは、犬との比較になっているところです。是非併せてご覧くださいね。

 

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それでは皆さん、良い観劇ライフを…

以上、あきかん@performingart2)でした。

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