英語歌詞で歌われる、バストファージョーンズが経営するクラブの場所

劇団四季ミュージカル『キャッツ(CATS)』より“Bustopher Jones(バストファージョーンズ – 大人物?)”の歌詞を見てみると、バストファージョーンズは政治好きな猫だと歌われています。

しかし、英語歌詞では彼がクラブの経営者であることが歌われているってご存知でしたか?

そんな彼のクラブがどこにあるのかを、英語歌詞から読み取ることができます。今回はそこを詳しく見ていきましょう。

【ブロードウェイミュージカル“Cats”/“Bustopher Jones”/作詞:T.S. Eliot * 劇団四季ミュージカル『キャッツ』/「バストファージョーンズ – 大人物?」/訳詞:浅利慶太】

 

歌詞の比較

日本語

 

劇団四季でこの曲は、このように締めくくられます。

 

こうして彼は花ざかり そう
バストファージョーンズさん

バストファージョーンズさん
大人物だよ

―劇団四季ミュージカル 『キャッツ』 より 「バストファージョーンズ – 大人物?」(訳詞:浅利慶太)

 

花ざかり」とはバストファージョーンズの順調ぶりを表現しているのですが、これは彼がクラブを経営していることに関係しています。

彼がクラブを経営していることについては、こちらの記事をご覧くださいね。

 

 

英語

 

一方、英語歌詞は次のようになっています。

 

It must and it shall be spring in Pall Mall
While Bustopher Jones wears white
Bustopher Jones wears white
Bustopher Jones wears white spats!

―ブロードウェイミュージカル “Cats” より “Bustopher Jones”(作詞:T.S. Eliot)

 

“spring in Pall Mall”と“white spats”の意味が分かれば、理解できそうですね。

どういう意味なんでしょうか?

 

バストファージョーンズが花ざかりとは?

バストファージョーンズのクラブがあるパルマル街は花ざかり!

 

“spring in Pall Mall”は、直訳すると「Pall Mallでは春」ですが、ここでいう“spring”とは「花ざかり」を意味していると考えられます。

そうすると分からないのが“Pall Mall”です。これは何なのでしょうか?

 

パルマル街 《London の Trafalgar Square から St. James’s Palace に至る街路; クラブ街》

Pall Mall(weblio)

 

なるほど、“Pall Mall”はパルマル街という通りの名前で、クラブ街なんですね!

…ということは、バストファージョーンズが経営するクラブはパルマル街にあって「パルマル街は花ざかり」「クラブの経営が順調」という意味であろうと想像がつきます。

 

バストファージョーンズがお洒落をして闊歩する限り、花ざかり!

 

では、もう少し歌詞を詳しく見てみましょう。

 

・It must and it shall be spring in Pall Mall…パルマル街は花ざかり、花ざかりでなきゃおかしいんだ

・Bustopher Jones wears white spats…バストファージョーンズが白いスパッツを履く限り

 

何となく意味は分かりますが“white spats(白いスパッツ)”とは何のことなんでしょうか?お洒落なバストファージョーンズが履くには、少しダサい気もしますよね…。

調べてみるとこんな記述がありました。

 

Spats, a shortening of spatterdashes, or spatter guards are a type of classic footwear accessory for outdoor wear, covering the instep and the ankle. Spats are distinct from gaiters, which are garments worn over the lower trouser leg as well as the shoe.

Spats (footwear)(wikipedia)

 

スパッツとは古典的な履物用の装身具で、泥除け脚絆の短いもの、靴のようにズボンの下に身につけるものだそうです。これですね。

ですからここでは「バストファージョーンズが足元までお洒落しているってことは、彼のクラブ経営が安泰ってことさ」と歌っているわけです。

 

いかがでしたか?

バストファージョーンズのクラブがどこにあり、なぜ「花ざかり」と歌われているかお分かりいただけたでしょうか?

今回ご紹介した場所については、こちらで画像付きでまとめています。是非併せてご覧くださいね。

 

ちなみに、セント・ジェームス・ストリートという通りもバストファージョーンズに深い関わりのある通りです。どんな通りでどこにあるか、しっかり押さえて下さいね!

 

 

その他“Bustopher Jones(バストファージョーンズ – 大人物?)”の歌詞解説や、ミュージカル『キャッツ』についてはこちらの記事をご覧ください。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください