劇団四季ミュージカル『キャッツ(CATS)』に出てくる、美しい猫「グリドルボーン(Griddlebone)」。
原作『キャッツ ポッサムおじさんの猫とつき合う法』を読んでみると、その名前の由来は美しい姿からは考えられないほど、恐ろしい名前だということが分かりました。
『ジーザス・クライスト=スーパースター』の楽譜をまとめました!
『ジーザス・クライスト=スーパースター』の曲を歌いたい・弾きたいという方は、こちらのブログをご覧ください。
『ジーザス・クライスト=スーパースター』の解説・考察本を執筆しました!
イエス・キリスト最後の7日間とは、どのような日々だったのか?何がイエスを人気にし、なぜイエスは十字架にかかることになったのか?
ミュージカル『ジーザス・クライスト=スーパースター』の奥深さを楽しみたい初心者に向けた、解説・考察本。
Kindle(電子書籍)、ペーパーバック(紙書籍)、いずれも Amazon で販売中。
Kindle Unlimitedを初めてご利用の方は、体験期間中に0円で読書可能!
原作を読んでみると、グリドルボーンの名前の由来について触れられていました。
griddle「鉄板でものを焼く」とbone「骨」の奇妙な合成語。
―T.S.エリオット『キャッツ ポッサムおじさんの猫とつき合う法』(p.26)
…ん?
「鉄板で」?「焼く」??…「骨」を!?!?
おぉぅ…なんとっ!
これは美女猫グリドルボーンの見かけによらず恐ろしい名前ですね。
「骨を鉄板で焼いてしまうようなメス猫」とでもいったら分かりやすいでしょうか。つまり、それほどの残虐さを名前で表しているといえます。
さすが、海賊たちを相手にしている猫は違いますね(汗)!
次に『キャッツ』を観劇する際は、グリドルボーンへの見方がきっと変わってくるはず…。なかなか凄みの利いた名前ですからね。
ちなみに次の絵本は原作に忠実な翻訳で、猫の名前も訳されています。
グリドルボーンは「アブリボーネ譲」となっていて、原作を英語で読んでいるのに近い感覚で楽しめる絵本なので、ぜひ一度手に取ってみてくださいね。
「グロールタイガー – 海賊猫の最期(Growltiger’s Last Stand)」の、他の記事はこちらから。
それでは皆さん、良い観劇ライフを…
以上、あきかん(@performingart2)でした!
こんにちは!
ミュージカル考察ブロガー、あきかん(@performingart2)です。