③必読!ラテン語で歌われる「間奏曲/アントラクト」の意味

劇団四季ミュージカル『ノートルダムの鐘(The Hunchback of Notre Dame)』より“Entr’acte(間奏曲/アントラクト)”の英語歌詞を見てみると、全てがラテン語で歌われており、さっぱり理解が出来ません…

しかし、調べてみると第2幕のオープニングにふさわしい内容だということが分かりました!最後の3ブロック目です。

※全体を読みやすくするため記事の構成を変更致しました。(2017.6.27)

非常に印象深い“Entr’acte(間奏曲/アントラクト)”ですが、調べ始めたら奥が深すぎて続きの3記事目を書くことになりました。

引き続きお読み頂いている方、お付き合い頂き有難うございます!

 

前回までのおさらい

さて、前回までの調べをおさらいしましょう。

Entr’acte(間奏曲/アントラクト)”の1ブロック目では『リベラ・メ』という聖歌、2ブロック目では『オー・サルターリス・ホスティア』という聖歌の歌詞が引用されており、死者が神に情けを求める内容だということが分かりました。

そして、3ブロック目以降はそのいずれにもない歌詞だ…ということまで分かっています。

まだ記事をご覧でないという方、もう一度読み直したいという方はこちらからご覧くださいね。

 

 

ラテン語歌詞を理解する

歌詞のおさらい

さて、今回は3ブロック目以降について調べます。“Agnus dei”以降、ですね。もう一度、“Entr’acte(間奏曲/アントラクト)”の歌詞がどうなっているか、おさらいしてみましょう。

 

Libera me domine
De morte aetrna
Quando caeli movendi sunt
Caeli et terra
Libera me dominie
De morte aetrna

O, salutaris hostia
Quae caeli pandis ostium

Agnus dei
Qui tollis peccata mundi
Agnus dei
Dona nobis pacem
―ミュージカル “The Hunchback of Notre Dame” より “Entr’acte”

 

相変わらず意味が分かりませんが、ここまでくると3ブロック目も何かの引用だろうということが予想できますね(汗)

ということで、今回もwikipediaにお世話になりましょう。早速“Agnus dei”と検索すると…出てきました!しかも今回は日本語で!…助かる(涙)

 

 

『アニュス・デイ』が使われている!

まずは、wikipediaの記事を見ていきましょう。

 

神の子羊(神の小羊、かみのこひつじ)は、イエス・キリストのことを指す表現のひとつ。

キリスト教神学において、人間の罪に対する贖いとして、イエスが生贄の役割を果たすことを踏まえており、古代ユダヤ教の生贄の習慣にも由来する表現である。

ラテン語では「Agnus Dei」と表記され、日本語では、ラテン語やイタリア語などの用法に由来するものは「アニュス・デイ」、ドイツ語での用法に由来するものは「アグヌス・デイ」と片仮名書きされることが多い。

この表現は、聖書に見えるいくつかの異なる用例のいずれかへの言及として用いられる。
神の子羊(wikipedia)

 

ほー。“Agnus dei”とはラテン語、「神の子羊」という意味で「キリスト」のことを指しているのですね。

ではどういう場面で歌われるのでしょうか?そして、この歌詞がどういう場面で使われるかというと次の通りです。

 

カトリック教会のローマ典礼のミサ(聖体祭儀)、アングリカン・コミュニオン(聖公会)やルーテル教会の聖餐式、さらに、正教会の西方奉神礼においては、聖体となるパンの分割の間に、神の子羊の祈祷文(神羔頌、神羊唱)を歌ったり、唱えたりする。

この祈祷をミサに取り入れたのは、ローマ教皇セルギウス1世(在位:687–701年)であったとされている。
神の子羊(wikipedia)

 

聖体祭儀や聖餐式で歌われるということですね。『神の子羊の祈祷文』と呼ばれているのがちょっと可愛らしい感じがします。

 

『アニュス・デイ』の歌詞

歌詞はというと、こうなっています。実際の歌と共に歌詞をご覧ください。

 

Agnus Dei, qui tollis peccata mundi, miserere nobis.
Agnus Dei, qui tollis peccata mundi, miserere nobis.
Agnus Dei, qui tollis peccata mundi, dona nobis pacem.
神の子羊(wikipedia)

 

…美しい。赤字の部分が“Entr’acte(間奏曲/アントラクト)”の3ブロック目と一致しますね。

 

『アニュス・デイ』の意味

それでは日本語ではどういう意味になるでしょうか?wikipediaに記載されている日本語訳は次の通りです。

 

世の罪を除き給う天主の子羊、われらをあわれみ給え
世の罪を除き給う天主の子羊、われらをあわれみ給え
世の罪を除き給う天主の子羊われらに平安を与え給え
神の子羊(wikipedia)

 

3ブロック目で歌われている内容が分かりましたね!

これで“Entr’acte(間奏曲/アントラクト)”を全て理解出来たことになります!…感無量。

いやー、調べるのに少し時間と労力を要しましたが、調べた甲斐がありました!ミュージカル『ノートルダムの鐘』の2幕オープニングで歌われる“Entr’acte(間奏曲/アントラクト)”はキリスト教で歌われる3つの歌が合体した曲だということです!

最後に4記事目としてまとめの記事を制作しますので、そちらを読んでミュージカルシーンと照らし合わせてみて下さい。

記事が書き上がりましたら、リンクを貼って紹介させて頂きますね。

※続きが書き上がりましたので、リンクを貼らせて頂きます!是非お読みください!

 

♪『ノートルダムの鐘』の曲一覧はこちらから:ノートルダムの鐘/英語歌詞を徹底分析!日本語で意味を理解しよう

⇒【ノートダムの鐘】オリジナルキャスト画像集はこちら☆・’

*良い記事だと思って下さった方、是非「いいね!」をお願い致します*
*facebookページへ参加して下さる方はこちらから→LOVE performing arts
*twitterをフォローして下さる方はこちらから→LOVE performing arts (@performingart2)

※CDでは上演される一部の曲しか収録されていないため、本サイトでは、曲名・曲順・歌詞は全て上演内容に順じています。参考サイトは次の通りです。CDの内容とは一部異なりますので予めご了承下さい。(参考サイト:LYRICS TO DISNEY’S HUNCHBACK OF NOTRE DAME MUSICAL (LA JOLLA PLAYHOUSE AND PAPER MILL PLAYHOUSE)

「なるほど!」と思ったらシェア♪

あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です