トプシー・ターヴィーにおける、クロパンの呼び込みを英語で知ろう

劇団四季ミュージカル『ノートルダムの鐘(The Hunchback of Notre Dame)』より「トプシー・ターヴィー/パート1(Topsy Turvy Part.1)」の英語歌詞を見てみると、冒頭でクロパンが軽やかに呼び込みを行っていることが分かります。

日本語では「みんな、おいで」となっていますが、英語では何と言っているのでしょうか?

 

 “Come one, come all” は、日本語にすると「寄ってらっしゃい、見てらっしゃい」になりますよ。

Music from the Musical

・作品名:ノートルダムの鐘(The Hunchback of Notre Dame)

・曲名:トプシー・ターヴィー/パート1(Topsy Turvy Part.1)

・訳詞:高橋知伽江(作詞:Stephen Schwartz)

アルバムを視聴する/楽譜を見る ・アルバム(日本語):ノートルダムの鐘
・アルバム(英語):The Hunchback of Notre Dame
・音楽(カラオケ):The Hunchback of Notre Dame(Karaoke)

 

“Come one, come all” の意味

 

トプシー・ターヴィーの始まりは、クロパンの呼び込みが印象的ですよね。

トプシー・ターヴィー/パート1(Topsy Turvy Part.1)」ではどんな呼び込みになっているかご存知ですか?

 

Come one, come all
Leave your looms and milking stool
Coop the hens and pen the mules

―ミュージカル“The Hunchback of Notre Dame”より “Topsy Turvy Part.1”(作詞:Stephen Schwartz)

 

冒頭の”Come one, come all”が「みんな、おいで」に当たるのですが、辞書で調べると「こぞって来たれ」と訳されています。

直訳すると「1人(one)でおいで、みんな(all)でおいで」となりますから、転じて「こぞって来たれ」という意味になるのでしょう。

ただ、呼び込みにはあまりしっくりきませんよね。

これをお祭りの呼び込みに言いかえると「寄ってらっしゃい、見てらっしゃい」になるようです。

もし英語で呼び込みをする機会があるならば、こう言って観客を集めて下さいね(笑)。

 

どうやって呼び込んでいるか

手を止めて…という内容

 

では、それに続く歌詞でどのようなことを言って呼び込みをしているか見てみましょう。

 

みんな おいで
仕事休んで
今日は楽しもう

―劇団四季ミュージカル 『ノートルダムの鐘』 より 「トプシー・ターヴィー パート1」(訳詞:高橋知伽江)

 

日本語ではこうなっていますが、英語では仕事内容が具体的に歌われています。

 

・Leave your looms and milking stools

 

・Coop the hens and pen the mules

 

「仕事」とは、次の4つです。

 

1. Leave your looms … はた織機を置いて

 

2. Leave your milking stools … 乳搾りのスツールを置いて

 

3. Coop the hens … めんどりをおりに入れて

 

4. pen the mules … ラバをおりに入れて

 

行っている作業を止めて「みんなでこっちにおいでよ」という様子が伝わってきますね。

 

足を止めて…という内容

 

次のブロックはどうでしょうか?

 

みんな おいで
ルールは破れ
今日は特別
道化の祭り!

―劇団四季ミュージカル 『ノートルダムの鐘』 より 「トプシー・ターヴィー パート1」(訳詞:高橋知伽江)

 

ここは次の歌詞の3行目だけを訳している状態です。

 

Come one, come all
Close the churches and the schools
It’s the day for breaking rules
Come and join the feast of…

Clopin:
Fools!

―ミュージカル“The Hunchback of Notre Dame”より “Topsy Turvy Part.1”(作詞:Stephen Schwartz)

 

日本語に訳されていない内容は2つあります。

 

1. Close the churches … 教会を閉めて

 

2. Close the schools … 学校を閉めて

 

パリの人々が通う教会や学校も閉めてしまって「祭りにおいでよ」と誘っていることが分かります。

こちらは手を止めて…というよりも「足を止めて」ですね。

クロパンの呼び込みでは「手足を止めて祭りに来てよ」ということが歌われていると分かりました。

こんな呼び込みをされたら、仕事も学校も行くのをやめてしまいそうですね。

 

ところで、トプシー・ターヴィーがどんなお祭りなのかご存知ですか?

詳しくはこちらの記事で説明しているので、是非併せてご覧くださいね。

 

また、見世物以外でジプシーがどのように稼いでいるかを知るには、奇跡御殿(Court of Miracles)を理解することがとても重要です。

こちらの記事も、是非併せてご覧くださいね。

 

曲のポイント

 

・“Come one, come all”は、「寄ってらっしゃい、見てらっしゃい」の意味。

 

・クロパンは「手足を止めて、祭りに来てよ」と呼び込みをしている。

 

トプシー・ターヴィー/パート1(Topsy Turvy Part.1)」の、他の記事はこちらから。


『ノートルダムの鐘』 解説・考察トップ


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください