ジェニエニドッツ…その名前の由来とは?

ミュージカル『キャッツ(CATS)』に出てくる、おばさん猫「ジェニエニドッツ」。そんな彼女の英語名はOld Gumbie Cat(Jennyanydots)。「おばさん」に当たる英単語が名前の中に入っている訳でもないし、どういう意味なのか見当もつきませんね。『キャッツ(CATS)』の原作本『キャッツ ポッサムおじさんの猫とつき合う法』を読んでみるとOld Gumbie Cat(Jennyanydots)の名前の由来について書かれていました。昼の姿を表した、可愛らしい名前になっていますよ!

※全体を読みやすくするため記事の構成を変更致しました。(2017.4.18)

さて、ここでは『キャッツ ポッサムおじさんの猫とつき合う法』の注釈を引用して、Old Gumbie Cat(Jennyanydots)の名前の由来を紹介します。まずはあだ名であるOld Gumbie Cat(ガンビーキャット)から:

『キャッツ』に登場する猫たちの名前は、エリオット自身の造語が多い。このGambie Catも、その典型的なひとつで、その含意と発音のおかしさを楽しんでいただきたい。Gambieはgum(ガム)から由来しているネーミング。gumはネバネバしていて、くっついたら、ちょっとやそっとじゃはがせないもの。そこで、エリオットは、「どっかりと座って、座って、座って、てこでも動かぬ」おばさん猫に、Gumbie Catと命名した。
―T.S.エリオット『キャッツ ポッサムおじさんの猫とつき合う法』(p.19)

どうです?興味深くはないですか?

gumbieの意味がずっと分からなかったのですが、これを読んで腑に落ちました!床にくっついたガムみたいに動かない猫ですから、Gumbie Cat(ガムのように床にへばりついた猫)なんていう呼び名がついちゃったんですね。これにOld(年をとった)がついているから、日本語版ではその部分だけをとって「おばさん猫」と訳されていますが、Old Gumbie Catを忠実に訳すと、「いつも床にへばりついている年をとった猫」となる訳です。

でも皆さん忘れないでください…これはあくまでも昼間の姿。夜はgumbieでないことをくれぐれもお忘れなく(笑)。

一方の、おばさん猫の本名であるJennyanydots(ジェニエニドッツ)はどうでしょう?:

Jenny(女の子の名)とany(いくらでも)とdots(点)の合成語。あえて訳せば、「まだら猫のジェニーちゃん」ぐらいの意味。
―T.S.エリオット『キャッツ ポッサムおじさんの猫とつき合う法』(p.19)

なるほど。「沢山の斑点がある」外見から名前が付けられているんですね。日本語で「ジェニエニドッツ」と書かれると何の事だかさっぱり分かりませんが、こうやって英語を分割してみると想像もしなかった発見できます。こういうところが英語歌詞を分析する醍醐味の1つですね。

ちなみに、ジェニエニドッツの外見についてはこちらの記事にまとめました。名前にもある版点がどんな柄かについても触れているので、是非ご覧ください。

♪『キャッツ』の曲一覧はこちらから:キャッツ/英語歌詞を徹底分析!日本語で意味を理解しよう

⇒“Old Gumbie Cat” 動画集はこちら☆・’

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