英語歌詞で知る!村人達がデュトロノミーのためにした3つのこと

劇団四季ミュージカル『キャッツ(CATS)』より「デュトロノミー – 長老猫(Old Deuteronomy)」の歌詞を見てみると、デュトロノミーを最優先に考える村人たちの姿が描かれていることが分かります。

彼らは一体どんなことをしてあげたのでしょうか?

Music from the Musical

・作品名:キャッツ(CATS)

・曲名:オールドデュトロノミー ‐ 長老猫Old Deuteronomy

・楽譜:Old Deuteronomy

・訳詞:浅利慶太(作詞:Trevor Nunn & Richard Stilgoe)

アルバムを視聴/楽譜 ・アルバム(日本語):キャッツ
・アルバム(英語):CATS
・楽譜:

 

何故デュトロノミーを大切にするのか?

 

何故デュトロノミーが大切に扱われているのか?

それは、彼が生ける伝説のごとく長生きをしているからです。

まだお読みでない方は、こちらの記事を先に読んでみてくださいね。

 

 

デュトロノミーのためにした3つのこと

市場で牛と羊が引き返す?

 

1つ目はこのパートです。

 

Old Deuteronomy sits in the street
He sits in the high street on market day
The Bullock may bellow, the sheep they may bleat
But the dogs and the herdsmen will turn away

―ブロードウェイミュージカル “Cats” より “Old Deuteronomy” (作詞:T.S. Eliot)

 

デュトロノミーが座っている時の様子が歌われています。

 

・He sits in the high street on market day…(デュトロノミーは)市場のある日に本通りに座っている

 

市場には人も来ますし、牛・羊(恐らく商品として)も来ています。

 

・The Bullock may bellow, the sheep they may bleat…牛が威嚇するかもしれない、羊が威嚇するかもしれない

・But the dogs and the herdsmen will turn away…でも犬や牧夫は引き返す

 

ここで出てくる犬は野良犬ではないでしょう。牛や羊と併せて登場するので「牧畜犬」であると考えるのが妥当かと思います。

デュトロノミーのために道を変えるほど、彼は大切に扱われる存在。牧畜犬さえもそのように扱っていると知ると「なんだかとても温かい雰囲気の村だなぁ」とほっこりしてしまいますね。

 

道を「通行止め」に?

 

2つ目はどうでしょうか?

 

The cars and the lorries run over the curb
And the villagers put up a notice “Road closed”
So that nothing untoward may chance to disturb
Deuteronomy’s rest when he feels so disposed

―ブロードウェイミュージカル “Cats” より “Old Deuteronomy” (作詞:T.S. Eliot)

 

デュトロノミーが休んでいる時の様子が歌われています。

 

・The cars and the lorries run over the curb…車やトラックが縁石を乗り越えれば

・And the villagers put up a noticeRoad closed” …村人達は「通行止め」の標識を立てる

 

デュトロノミーにとっての危険を察知したらすぐに行動に移すのが、ここの村人達です。

安全を確保して、安らかな時間を提供してあげているんですね。村全体で彼を愛し、守っている姿が目に浮かびます。

 

消化の良い料理を作る?

 

3つ目の行為とは何でしょうか?

 

The digestive repose of that feline’s gastronomy
Must never be broken whatever may befall

―ブロードウェイミュージカル “Cats” より “Old Deuteronomy” (作詞:T.S. Eliot)

 

ここは少し難しい単語が並んでいるのですが、このようなことが歌われています。

 

・The digestive repose of that feline’s gastronomy…消化機能を休ませる猫用の料理法は

・Must never be broken whatever may befall…どんなことが起こっても決して破ってはいけない

 

デュトロノミーがかなり高齢なため、彼の消化機能を気遣っているんでしょうね。

それで、彼に与える食事の料理法は必ず守るようになっているというわけです。

人間でいったらお粥とか、流動食とか、そういった類の料理なのでしょうか…レシピを教えて欲しいですね。

 

こんな風に大切にされているデュトロノミーですが、長生きという理由だけで大切にされているわけでもなさそうです。

実は、彼の名前はキリスト教と深い関わりがあるので、そこからくる神々しさや厳かな雰囲気から、丁重に扱われているのかもしれませんね。

 

デュトロノミー – 長老猫(Old Deuteronomy)」の、他の記事はこちらから。


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